当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。会計的お仕事女子のあんがお送りする簿記3級シリーズ記事です。
今回は簿記3級の試験に「なかなか受からない」「また落ちた…」「受かる気がしない…」というあなたが合格するための方法を解説していきます。私は日商簿記2級と3級をもっているので、私の受験体験をもとにお話を進めていきますね。
簿記3級の検定試験は合格率約40%です。受験者の半分以下の方が残念ながら落ちてしまう試験です。しかも、合格させるための試験ではなく、落とすための試験ですから、充分対策をするのが大切になってきます。
それでは、始めていきますね。よろしくお願いいたします。
- 受からない…から合格へ①:簿記の仕組みを理解する!
- 受からない…から合格へ②:効率のいい勉強の順番とは?
- 受からない…から合格へ③:過去問対策!
- 受からない…から合格へ④:問題を解くスピードを上げる!
- 受からない…から合格へ⑤:一番確実なのはこれ!
- 簿記関連人気記事!
受からない…から合格へ①:簿記の仕組みを理解する!
私も簿記3級の受験経験がありますから、そのときの受験者の様子もそれなりに情報が入ってきました。合格している方はこの簿記の仕組みをしっかりと理解している方がほとんどでした。
逆に「受からない…」「また落ちた」という方の話をよく聞いてみると、独学で勉強を進めて簿記の仕組みを自分なりに解釈して、間違って受け止めてしまい、そのまま試験に突入した方が多かったです。
特に、仕訳の仕組みを正確に理解していない方が試験で残念な結果になっていたように思います。 「増えたら借方、減ったら貸方」など仕訳のルールを自分で間違って作ってしまってはまっている方もいました。
そのような方々の多くは最初に仕組みを勉強せずにいきなり過去問から手を付けている方が多かったですね。「過去問やっておけば大丈夫だろう」と考えたのだと思います。
しかし、簿記は単純な暗記科目ではありません。きちんと仕組みがありますので、それを飛ばしてしまうと、いくら勉強を進めても受からないし、点数は上がらないと思います。
仕訳の仕組みは貸借対照表と損益計算書に直結しています。その関係を先ずは理解したほうがいいでしょう。借方、貸方のどちらに仕訳するかは貸借対照表と損益計算書の構成と密接な関係があります。先ずはその仕組みから理解するべきです。
詳しく解説した記事がありますので、よかったらご覧ください。
受からない…から合格へ②:効率のいい勉強の順番とは?
先ほどもちょっと書きましたが、簿記がなかなか受からない方は過去問の対策から始めてしまい、貸借対照表と損益計算書などの決算帳簿の作成にいきなり手を付けてしまったりしている方が多いです。
貸借対照表と損益計算書(財務諸表)、精算表の作成などが出題されやすい第5問は配点も高いので、気持ちは分からないでもないですが、仕組みが分かっていないのにいきなり財務諸表は作れませんし、それでは受からないというわけです。
次のような勉強の順番がよいのではないでしょうか。
- 貸借対照表と損益計算書の構成を覚える。
- 様々なパターンの仕訳の練習
- 主要簿や補助簿などの帳簿作成の練習
- 伝票会計の練習
- 試算表の作成
- 決算処理(精算表の作成)
- 財務諸表の作成(損益計算書や貸借対照表の作成)
ご覧のように配点の高い精算表や財務諸表などの問題は学習の最後の方でないと歯が立たないような感じになっています。いくら配点が高いからと言って、基本的なことを飛ばして挑戦するのはちょっと大変すぎるかなと思います。
受からない…から合格へ③:過去問対策!
これまた最初の方でちょっと書きましたが、簿記3級の試験は受からせる試験ではありません。落とす試験です。ですから、試験の傾向をつかんで効率よく回答をしていかないと戦いは厳しくなります。
簿記3級の試験時間は2時間です。限られた時間でどこに重点を置くべきかを考えるため、まずは配点を簡単に見てみましょう。
- 第1問…20点
- 第2問…8~12点
- 第3問…約30点
- 第4問…8点~12点
- 第5問…30点
第1問、第3問、第5問に重点的に対策をして、試験当日も解答時間を大きく割り当てる必要があるのがお分かりになると思います。しかし、ここで注意しなければならないのが先ほどの勉強の順番です。
いくら配点が高いからといってもいきなり第5問は解けません。しっかりと基礎を固めてなおかつ試験対策として過去問対策もしておかないと受からないというわけです。
過去問対策について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
受からない…から合格へ④:問題を解くスピードを上げる!
先ほどからしつこく言っていますが、簿記3級の試験は落とす試験です。ですから試験時間の2時間もできる限り効率よく使う必要があります。
そのためには問題を解くスピードを上げていきたいですね。スピードアップのためには練習量が絶対的に必要になります。その練習もしっかりと簿記の仕組みを理解して基礎が身に付くような順番で勉強し、仕訳のスピードを上げ、さらに財務諸表の作成速度を上げるというような順番で行っていくのが理想的です。
また、ただ単にスピードを上げるだけでは受からないと思います。いくらスピードを上げてもミスをしていると点が取れませんよね。
特に簿記の財務諸表の作成では最初のミスで問題後半すべて連鎖的に間違えるなんてこともあり得ます。スピードと正確さの両方を上げていく必要があります。
受からない…から合格へ⑤:一番確実なのはこれ!
今までご紹介した合格への道4つの全てを満たすのがこの5つ目です。その方法は独学ではなく通信講座を受ける道です。
- 簿記の仕組みを理解する
- 効率の良い勉強の順番
- 過去問対策
- 問題を解くスピードを上げるための練習問題
通信講座ではこの4つが全てそろっています。動画の講義や通信講座のテキストは図解が豊富で簿記の仕組みを理解しやすくなっています。また、勉強の順番は講座の方で組んでくれていますので、勉強の順番に悩むこともないですよ。
もちろん過去問対策や練習問題も付属していますので、「確実に合格したい!」という方は絶対に通信講座がおすすめです。私も通信講座で簿記2級まで取得しました。
特に「なかなか簿記3級検定試験に受からないな…」という方にお勧めなのが生涯学習のユーキャン の簿記3級通信講座です。
生涯学習のユーキャン の簿記3級の通信講座は…
- イラストが豊富で分かりやすいテキスト
- 講座受講から12か月までの学習サポート
- 全5回の添削指導で身に付いたことや弱点の確認が出来る。
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などの特徴があります。数ある簿記の通信講座の中でも、合格までのサポートが大変手厚いのが特徴です。「簿記って難しいな…」と感じている方には、添削指導や12か月の学習サポートは嬉しい特徴だと思います。
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簿記通信講座の徹底比較記事もありますのでどうぞご覧ください。
みなさんが簿記3級に合格して会計職の扉をたたくお手伝いができれば嬉しいです。会計職を盛り上げていきましょう!
それでは、今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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