当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。フィギュアスケートシーズンとなり、今年もグランプリシリーズ観戦に夢中のあんです。観戦歴15年のフィギュアおたくのあんが、グランプリシリーズ2018フランス杯の紀平梨花選手の結果と分析をお送りいたします。グランプリファイナル出場がかかった一戦です。結果がとても気になりますね。
紀平梨花の今後の活躍などについても考察していきたいと思います。よろしくお願いします。
紀平梨花選手のプロフィール
結果分析の前に紀平梨花選手のプロフィールを簡単におさらいしておきましょう。
- 生年月日:2002年7月21日生まれ
- 身長:154㎝
- 2016~2017年シーズン戦績:ジュニアGPファイナル4位
- 2017~2018年シーズン戦績:ジュニアGPファイナル4位、世界ジュニア選手権8位、全日本選手権3位、GPシリーズNHK杯金メダル
今シーズンから本格シニアデビューとなる紀平梨花選手です。まだ16歳です!若いな~。いいな~。ご覧の通りジュニア時代の戦績は意外と目立ったものがありません。まさに、NHK杯の優勝で一気に注目の的となった新エース候補ですが、スケートおたくの間では、昨シーズンからトリプルアクセルが跳べることで話題になっていました。
トリプルアクセルの話題が先行しますが、スケーティングスピードも速く、スピンやステップのうまさにも定評のある選手です。今後の活躍が本当に楽しみな選手ですね。
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紀平梨花・グランプリシリーズ2018フランス杯結果分析
- ショートプログラム:67.64(NHK杯69.59)
- フリースケーティング:138.28(NHK杯154.72)
- 合計:205.92(NHK杯224.31)
- 金メダル!
ショートプログラムでは三原舞依選手に続いて2位につけました。ショート2位から見事に挽回して1位の金メダルです!紀平梨花選手おめでとうございます!
前回のNHK杯から比べると、ジャンプのミスが少々あったため、得点が若干下がっていますね。フリーで大きく下がっているのが少々気になります。GPファイナル出場がかかった一戦ということもあり、やや緊張気味だったのではないでしょうか。また、4位以内に入ればGPファイナル出場ということを考えて少し抑えめだったのかもしれません。
ショートプログラム
- NHK杯 技術点:38.40 演技構成点:32.19 減点1 合計:69.59
- フランス杯 技術点:35.51 演技構成点:32.13 合計:67.64
技術点とはジャンプやスピン、ステップなどそれぞれの技に付く点数です。難易度により基礎点があります。その基礎点に出来栄えで加点や減点がされます。
最初のジャンプはトリプルアクセルからでした。軸足の左足の踏み切りと右足の振りのタイミングがややずれていたように見えました。右足を振る前に跳んでしまった感じでしょうか。そのせいか勢いが付かずにシングルアクセルになってしまいました。シングルアクセルになると残念ながら点数は付きません。0点です…。
次のジャンプはトリプルフリップ→トリプルトウループのコンビネーションジャンプでした。こちらは見事に成功です。最初のトリプルアクセルが失敗したにもかかわらず見事にリカバリーしてきました。ステップから入る難しい跳び方でしたし、着氷後の動き出しも速かったですね。
その後、フライングシッドスピンを行いましたが、軸も安定し綺麗なスピンだったと思います。紀平梨花選手のスピンは大きな武器ですね。
ショートプログラム最後のジャンプはトリプルルッツです。このトリプルルッツが相変わらず素晴らしかったと思います。ルッツジャンプはカウンター気味に入るジャンプなので、軸足の左足が大きく動く選手が多いのですが、紀平梨花選手の左足には無駄な動きがほとんどありません。一瞬ルッツに見えないくらいです。手を上にあげる空中姿勢で加点ももらっていましたね。
最後のルッツジャンプの後は足替えを入れたコンビネーションスピンです。このスピンが前回のNHK杯に続きこれまた素晴らしかったです!足替え、態勢を下から上へ大きく移動、足も抱えて上にあげる大きな動作が入っているにもかかわらず、全く軸がズレません。スピンの速度も充分でしたね。この一連の動作がかなり速いテンポで行われている点も紀平梨花選手のスピンの凄さを物語っていると思います。
その後ステップを挟んで最後のレイバックスピンもほぼ完璧でした。レイバックスピンは前回より良かったのではないでしょうか。紀平梨花選手のレイバックスピンはとっても美しいですね。
最初のトリプルアクセルがシングルになってしまったのが本当に残念です。0点ですからね…。ダブルでも入っていれば70点を越える勢いだったと思います。
演技構成点は演技全体に付けられる点数です。主に表現力を評価します。審判5人が1人当たり10点満点で点数を付けます。その合計点に係数がかけられて点数が決まります。女子ショートの係数は0.8ですので、40点が満点です。
演技構成点は審判1人当たり平均8点ほどとなりました。前回のNHK杯とほぼ同じ点数なので、現時点での実力を出し切っていると思います。でもここはもう少し伸びしろがありそうです。ぜひ平均9点の36点を目指してほしい!
フリースケーティング
- NHK杯 技術点:87.17 演技構成点:67.55 合計:154.72
- フランス杯 技術点:72.23 演技構成点:66.05 合計:138.28
最初のジャンプはトリプルアクセルでした。前回はトリプルアクセル→トリプルトウループのコンビネーションジャンプだったので入れ替えをしてきましたね。着氷がやや乱れましたが、なんとかこらえた感じです。
次のジャンプはダブルアクセル→トリプルトウループのコンビネーションジャンプでした。跳ぶ直前までトリプルアクセルのアプローチに見えたのですが、ダブルアクセルにして安全策を取ってきましたね。トリプルアクセルにして失敗しコンビネーションジャンプにできなかったら1回目のトリプルアクセルと被りますから点数が入りません。そのあたりを考えての安全策だったのだと思います。このトリプルアクセルを跳べなかった分だけ点数が下がっている感じになりましたね。
次のジャンプはトリプルループでした。良いジャンプだったと思います。前回の構えの時間がやや長い部分も修正してきているように感じました。ステップから間髪入れずに跳ぶ感じでしたし、手も上にあげる空中姿勢で加点がもらえたのではないでしょうか。左足のステップの後からループの軸足の右足にすぐに踏みかえて跳ぶ感じでしたので、「本当に良く跳べるな」と驚きました。
その後足替えが入るコンビネーションスピンを行いましたが、ショートのスピン同様、態勢変化が大きいにも関わらず大変安定していました。このスピンは彼女の大きな武器ですね。これだけ態勢を素早く入れ替えて大きく動きながらスピンが出来る選手はいないのではないでしょうか。
その後ステップが入りましたが、前回のNHK杯に比べてやや硬かったように見えました。安全策で後半に体力温存をするため、抑え気味だったのかもしれません。
ステップの後はトリプルルッツ→トリプルトウループのコンビネーションジャンプを跳びました。見事成功です。前回のNHK杯ではトリプルルッツ→ダブルトウループのコンビでしたので、レベルを上げてきましたね!このルッツジャンプの安定感は半端ないです。一瞬ルッツに見えないくらいとても自然に跳べています。ルッツはカウンター気味に入るので左軸足の足首の動きが大きくなりがちですが、左足首の動きが最小限に抑えられているにもかかわらず、しっかりカウンター気味に入れるのが素晴らしいと思います。
ここからはジャンプの基礎点が1.1倍になります。基礎点が1.1倍の最初のジャンプはトリプルフリップでした。手を上げる空中姿勢で加点も取れるジャンプだったと思います。その後のレイバックスピンは本当に綺麗でしたね。思わずため息が出ました。
レイバックスピンを挟んで次のジャンプはトリプルルッツ→ダブルトウループ→ダブルループのコンビネーションジャンプでした。大技を見事に成功させました。ルッツからのコンビネーションジャンプは難しいので、これが出来るのは武器になると思います。最後のダブルループは着氷後の跳び出しが速くて驚きました。ダブルぐらいだとジャンプにためがほとんど必要ないみたいですね。紀平梨花選手足の筋力は相当強いのではないかと想像したところです。
演技のほぼ最後に持ってきたジャンプはトリプルサルコウでした。前回のNHK杯同様左軸足と反対側の右足の振りがとても小さいサルコウジャンプでしたね。右足の振りを小さくできるということは、ほとんど左軸足の筋力だけで跳んでいるのではないでしょうか。紀平梨花選手の左足はかなりの強さと裁きの上手さを兼ね備えているように思います。
演技構成点は演技全体に付けられる点数です。主に表現力を評価します。審判5人が1人当たり10点満点で点数を付けます。その合計点に係数がかけられて点数が決まります。女子フリーの係数は1.6ですので、80点が満点になります。
紀平梨花選手のフリーの演技構成点は66.05でした。審判一人当たりの平均が8点以上という堂々の出来です。前回のNHK杯ともほとんど変わりませんので実力は出し切ったと言えるでしょう。でもここは平均9点の72点を目指してほしいなと思います。 今でも十分すごい点数なんですけどね…。けっこうスパルタのあんです(;^_^A
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紀平梨花選手GPシリーズ2018フランス杯のまとめ
- 見事優勝!GPファイナル進出決定!
- トリプルアクセルは残念ながら不調でした。
- 相変わらずスピンが上手!
- 左足の強さにびっくり!
- ルッツジャンプやサルコウジャンプの安定度が素晴らしい!
さて、今回は期待の注目選手、紀平梨花選手のグランプリシリーズフランス杯の結果と分析について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。見事金メダルです!紀平梨花選手、グランプリファイナル出場おめでとうございます!グランプリファイナルでも活躍が期待できますね!
あ…でもあんまりプレッシャーかけちゃだめかな…。
まだ16歳であどけなさもあり、とってもかわいい紀平梨花選手です。次世代のエース候補に堂々名乗りを上げましたね。日本女子フィギュアスケート盛り上がってきました!みんなでいっぱい応援しましょう!グランプリファイナルは12月6日からです!
それでは、今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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