読書感想文の書き方【本の読み方で完成の9割が決まる!】こう読めば書ける!

読書感想文を書くために本を読んでいる女性

 こんにちは。このブログに来ていただいてありがとうございます。読書感想文って書くのがとっても難しいですよね。

  • 読書感想文のために本を読んでみたけど感想文が書けない…。
  • 読書感想文って難しいな…本の読み方って関係あるの?
  • 読書感想文を簡単に書くための本の読み方やコツはないのかな?
  • 子どもに読書感想文の書き方を教えたいけど、どうしたらいいの?

 読書感想文の宿題と戦っているあなたは、きっとこんな悩みをかかえているのではないでしょうか。でも、本の読み方を変えるだけで読書感想文を書くのがとても簡単になります!

 そこで今回は、読書感想文を書くための上手な本の読み方とそれをもとにした読書感想文の書き方について詳しく解説していきます。読書感想文の宿題をさっさとやっつけて、残りの休みを思いっきり楽しみましょう!

 それでは、よろしくお願いします。

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読書感想文を書くときの本の読み方のコツ 

 読書感想文を書くために本を読むとき、ただなんとなく読んでいませんか?効率的に読書感想文を書くためには次のことに気を付けながら本を読みましょう。

  • 本を読むときから、読書感想文に書けそうなことを探しながら読む。
  • 書けそうなところが見つかったら付箋をどんどん付けていく。

読書感想文の本に付箋を付ける

 では、どんなところに気を付けて読書感想文に書けそうなところを探せばいいのかをまとめていきます。

 

印象に残るせりふを探しながら読む

  • 印象に残るせりふを探しながら読む。
  • 印象に残るせりふを見付けたら迷わず付箋を貼る。

  まずは「」に注目して、印象に残るせりふを探しながら読みましょう。読書感想文の本として選ぶ小説などはフィクションが多いですから、必ず過激なせりふがあったり、現実ではあまり言わないようなせりふがあります。

 そのような目立つせりふを片っ端から選んでいき、そのページに付箋を貼っていきましょう。後で使えるかどうかすぐに確認するためです。

 その時に「このせりふはちょっとどうかな…?」と思うようなものも迷わずに付箋を貼っておきましょう。最初は使えないかなと思うせりふが後から読書感想文を書くときにに使えるというは意外とあります。選ぶときに迷いは禁物です。

 

印象に残る出来事を探しながら読む

  • 印象に残る出来事を探しながら読む。
  • 印象に残る出来事を見付けたら迷わず付箋を貼る。

 こちらも先ほどのせりふのときと同じ要領です。気になる出来事があったら片っ端から付箋を付けて後からすぐに読み返せるようにしておきましょう。

 物語には必ずクライマックスがあって、その時に印象に残る出来事があります。また、クライマックスではなくても話の筋のターニングポイントなどで必ず何かが怒るはずです。その出来事について自分が後からどう思うか感想を書いていくのです。

 印象に残る出来事を探す時も、せりふの時と同様に迷いは禁物です。最初は「たいしたことないかな?」と思っていても書き始めたら「自分の考えにちょうどぴったり!」なんてことはよくあります。

 ちょっとでも気になる出来事であったら迷わず付箋を付けておきましょう。

 

登場人物の好き嫌いを考えながら読む

読書感想文のネタを探しながら本を読む女性

  • 登場人物の中から気になる人物をピックアップ。
  • その登場人物が好きか嫌いか考える。
  • その登場人物の行動やせりふで好きな部分や嫌いな部分に付箋を付けておく。

 登場人物について考えながら読むので、せりふの部分と少々被りますが、特に行動に注目しながら読んでいくとせりふとの区別をつけやすいでしょう。

 人間必ず好きな人物と嫌いな人物がいますから、読書感想文に書こうと思った本の中にも必ず好きな登場人物と嫌いな登場人物がいると思います。

 嫌いな登場人物が見付けられなかったら好きな登場人物だけを探してもOKです。後でいざ読書感想文を書くときに、好きな登場人物について書く方が、内容が肯定的になってよりよい読書感想文になります。

 そんなわけで、嫌いな登場人物を探すよりは、好きな登場人物を探す方がおすすめです。

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読書感想文の書き方のコツ~せりふクローズアップ編

 それでは、ここからはいよいよ読書感想文を書くときのお話をしていきます。付箋を付けながら読んでいるので、その付箋を付けた部分を読書感想文のネタにしていくのです。まずは印象にのこったせりふを使った書き方について解説していきます。

読書感想文を書く高校生

印象に残ったせりふを「」で書き出しに引用

  • 読書感想文の書き出しで使いやすい。
  • 印象に残ったせりふを読書感想文の書き出し冒頭に引用する。

 せりふを読書感想文の書き出し冒頭に引用すると、大変インパクトのある読み手を惹き付ける書き出しにすることができます。高評価をねらう方におすすめの方法です。

 

印象に残ったせりふについて本論に書く

  • 印象に残ったせりふについて自分がどう思ったかを本論に書く。
  • そう思った理由も書いていく。
  • 自分がその登場人物だったら代わりに何と言うかを書く
  • どうして代わりにそのように言うのか理由も書く。

 本論にはそのせりふが印象に残った理由や自分だったら代わりに何と言うかを考えて書いていきます。

 読書感想文は自分だったらどうするかを書いていくと大変書きやすく、内容も充実したものにしやすいので、とてもおすすめの書き方です。注意してほしいところは印象に残った理由や代わりのせりふを考えた理由を絶対に書いていくことです。

 理由をしっかりと書いていくことで、自分の考えが具体的になり、さらに読書感想文の内容もより詳しくすることができます。ただ「すごいと思った」だと物足りないですよね。そのすごいと思った理由を書くのが大切というわけです。

 

読書感想文の書き方のコツ~出来事クローズアップ編

 次に、印象にのこった出来事を使った読書感想文の書き方についてです。こちらもせりふと同じように使えますが、そっくりそのまま引用すると長くなるので以下のようにして書いていきます。

印象に残った出来事の概略を書き出しに書く

  • 印象に残った出来事は読書感想文の書き出しに書く。
  • そっくりそのまま書くのではなく何が起きたのかを簡単に書く。

 読書感想文の書き出しの文章量は全体の10~20%くらいがちょうどいいので、出来事を全部説明していると文字数がオーバーしてしまいます。原稿用紙5枚が全体のノルマだとすると、書き出しは原稿用紙半分~1枚程度にしたいところです。

読書感想文の文章量

 印象に残った出来事を「誰が」「どうして」「どうなった」のかぐらいに短くまとめて書き出しにまとめましょう。

 

出来事のあらすじや印象に残った理由を本論に書く

  • 本論に印象に残った出来事のあらすじを書く。
  • その出来事が印象に残った理由を書く。
  • その出来事が起きたら自分だったらどうするかを書く。
  • 自分だったらどうするかの理由も書く。

 次に、 出来事とのあらすじを本論に書きます。ただし、書き出しにも概略を書いているので、重複感がある場合はあらすじは省略しましょう。

 さらに、その出来事が印象に残った理由について本論に詳しく書いていきます。理由をしっかりと書くことでよい読書感想文になります。

 また、自分だったらどうするかとその理由を書いていくことで他人事でなく真剣に考えた読書感想文にすることができます。そして結論(まとめ)として「同じような出来事がもし本当にあったら、そう出来るようにしていきたい。 」のようにまとめることができるのです。

 

読書感想文の書き方のコツ~人物クローズアップ編

 最後は登場人物が好きか嫌いかを使った読書感想文の書き方の解説です。こちらも今までの例と同じように書き出しと本論の役割を上手に分けて使って書いていきます。

 

その登場人物が好きか嫌いかについて書き出しに書く

  • 好きな(嫌いな)登場人物について簡単に性格などを紹介する。
  • その登場人物が好きか嫌いかを書き出しに書く。

 まずは書き出しに登場人物について簡単に性格や容姿などについて紹介します。そしてその登場自分物を自分が好きか嫌いかを書きましょう。

 書き出しなので長くなりすぎないように注意です。 

 

その登場人物が好きか嫌いかの理由を本論に書く

  • その登場人物が好き(嫌い)な理由を書く。
  • 好き(嫌い)な理由は、その登場人物の行動から考えて書く。
  • 自分だったどう行動するか、なんと言うかとその理由を書く。

  本論には、その登場人物が好き(嫌い)な理由を詳しく書いていきましょう。理由はその登場人物の行動から考えていきます。その登場人物がとった行動について「よいと思った」か、「良くないと思ったか」を書いていくといいでしょう。

 そしてよいと思った理由やよくないと思った理由を詳しく書いていきます。最後に自分だったらどう行動するかを考えて書きその理由を詳しく書きます。

 登場人物に注目して読書感想文を書く場合は、その「登場人物が好き」という書き方のほうが書きやすいです。なぜかというと「その登場人物のように、これから~のようにしていきたい」「〇〇さんのようになれるよう、これから~を頑張っていきたい」と登場人物をお手本として書くことができるからです。「お手本としていきたい」と書くことで読書感想文の内容も肯定的になり印象がよくなります。

 「この登場人物のようにはなりたくない」と批判的に書くこともできますが、その場合は言い方や書きぶりが過激にならないように気を付けましょう。

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読書感想文の書き方のコツ【裏技編】あとがきを活用

本のあとがきのページ

 読書感想文を書くために選んだ本にあとがきが付いている場合は、ぜひ参考にあとがきを読んでください。あとがきは文学の専門家が書いた読書感想文のようなものですからきっといいネタが見つかるはず。

 ちょっと裏技的ですがあとがきから最初に読むという手もあります。あとがきで注目していたポイントを最初から知っておき、そこについて詳しく考えて読書感想文をまとめるのです。

 もちろん、あとがきを読んだことは内緒にしておきましょう。

 

読書感想文を書くときの本の読み方のまとめ

  • 印象に残るせりふを探しながら読む。
  • 印象に残る出来事を探しながら読む。
  • 登場人物の中から気になる人物をピックアップしながら読む。
  • 印象に残ったところには付箋をはりまくる。
  • 付箋を貼った部分について印象に残った理由を書く。
  • 印象に残ったところについて自分だったらどうするかを書く。
  • 今後の自分の生活にどう生かしていくかでまとめる。

 

 さて、今回は読書感想文の書き方と読書感想文を書くための本の読み方について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

 読書感想文は宿題の中でも時間がかかりうえに難しい、最も強敵なラスボス的宿題だと思います。今回の記事を参考に読書感想文を終わらせて、残りの休みを思いっきり楽しんでくださいね!

 それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

 

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