こんにちは。このブログにお越しいただきありがとうございます。この記事にたどり着いたあなたはきっと…
- 読書感想文にちょうどいい本の選び方ってあるの?
- 読書感想文って難しいな…どうやって書くんだろう?
- 読書感想文が書きやすい本ってないかな?
- 子どもに読書感想文の宿題が出たけど、ちょうどいい本の選び方は?
などのような悩みをかかえているのではありませんか?
そこで今回は、中学生・高校生向けの読書感想文の本の選び方を解説していきます!読書感想文を書くための第1歩は本の選び方からです。本の選び方をひと工夫するだけで読書感想文の書きやすさが全然違います。
この記事を読んで読書感想文にぴったりの本を選んででください。そして、宿題の強敵である読書感想文を完成させて、残りの休みをおもいっきり楽しみましょう!
それでは、よろしくお願いします。
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- 読書感想文の本の選び方のコツ①読書感想文が書きやすい本
- 読書感想文の本の選び方のコツ②読書感想文が書きにくい本
- おすすめの読書感想文が書きやすい本
- 読書感想文の本の選び方のまとめ
- 読書感想文の書き方~関連人気記事
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読書感想文の本の選び方のコツ①読書感想文が書きやすい本
自分の学年の国語の教科書にのっている物語文よりちょっと長い本
まずは本は長すぎても読むのに時間がかかりますし、読み続けられないこともあります。また、長すぎると読書感想文を書くときにどの部分を使っていいのか迷ってしまいます。さらに、あまり長すぎると1回読んだだけではどんなことが起こっていたのか詳しく思い出せないこともあります。そうなると読み返さなくてはいけないので、時間もかかります。
自分の学年の国語の教科書にのっている物語文の長さは、教科書会社が「この学年の生徒にちょうどいい」と考えて載せているものです。読みやすくて感想を考えやすい長さの作品が選ばれているはず。
教科書に載っている物語の同じ作者の他の作品
自分の学年の教科書の載っている本は、ちょうど自分の年齢にとって読みやすい物語ということは先ほど触れましたね。ですから同じ作者の他作品は内容や難しさも同じような感じなので、読みやすくて感想も考えやすいものが多いです。
登場人物が2名以上出てくる本
登場人物はできれば4名くらいはほしいです。登場人物があるて程度いる方が、登場人物について感想を考えやすくなるので読書感想文が書きやすくなります。
分かりやすい事件やびっくりするような出来事が起こる本
分かりやすい事件やびっくりするような出来事が起きる物語も、その事件や出来事にについて感想を考えやすいので、読書感想文が書きやすいですよ。
すでに読んだことのある本
一度読んだことのある本なら、内容がだいたい頭に入っていますよね。好きな本で何度も読み返しているならもっと深く理解できていると思います。
内容の理解が深いとより読書感想文も書きやすくなりますから、すでに読んだことのある本を選ぶのはいい手です。しかも、先生はその本をあなたが何度も読んでいることは知りませんしね。
巻末に解説がついている本
巻末に解説が付いている本を選ぶのはちょっと裏技的ですね。解説はその本について他の作家などのプロが書いたものです。丸写しはだめですけど、巻末の解説はかなり読書感想文を書く参考になることは間違いありません。巻末の解説は、書くことが思い付かなくて困ったときなどに参考にするといいでしょう。」
映画化など映像化されている作品
これもちょっと裏技的な選び方です。この本の選び方は次のような場合におすすめです。
- 本を読み慣れていない人が読書感想文を書くとき。
- 本を読むのに時間がかかりそうで大雑把にしか読めなさそうなとき。
- 読んでみたはいいんだけど内容がよく分からないとき。
普段あまり本を読まない人は、読むだけでも結構時間がかかります。読み慣れていないので内容を頭に入れるのにも時間がかかるでしょう。
そこで、本を読み慣れていない人はまず映画などから先に見てしまうのです。映画を先に見ていると、その後に実際に本を読むときに内容が簡単に頭に入ってきます。普通に読むだけよりも深い読み取りが出来るでしょう。
ただし、映画化されるときに原作に変更を加えている場合や、原案だけ取って全く原作とは違った作品になっている映画もあるので気を付けてください。
ちなみに、映画されている読書感想文用の本のおすすめは村上春樹作『ノルウェイの森』です。どちらかといえば中学校3年生~高校生向けですね。上下巻ですがあまり厚くないので原作もすぐに読み切れますよ。
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近現代~現代文学などの有名な文学本
今までご紹介してきたような特徴を備えている本を手っ取り早く探そうとすると、近現代~現代文学の王道作品がおすすめとなります。さすがに長く愛されているだけあって、内容も分かりやすく、印象的な出来事もきっちり起きます。作者の主張も読み取りやすいものが多いので、読書感想文にちょうどいいでしょう。
世の中に出てから長い年月が経っているものが多いので、解説もいろいろなパターンが書かれています。文庫本などでは出版社違いで同じ本が出ていますが、出版社ごとに解説は違ったりしますので、これもかなり参考になるはずです。
ただし、近現代文学あたりだと言い回しが古くて読みにくい人がいるかもしれません。そのあたりは確認してから本を購入するようにしてください。
読書感想文の本の選び方のコツ②読書感想文が書きにくい本
文章量が多すぎる本
まず、文章量が多すぎる本は感想を引き出す部分をどこにすればいいのか探すのが大変です。文章量の多すぎる本のデメリットは先ほども書きましたので、この辺で省略しますね。
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本が薄すぎて文章量が短すぎる本
さらに、本が短すぎても感想が思い付きにくかったり、感想を考える手がかりが少なすぎて読書感想文が短くなってしまったりします。
日々の感じたことをつづったエッセイなど
エッセイなどは作者の日常などを書いているので、作品に込める主張があまりないことが多いです。読んでいてとても楽しいのですが感想は「面白かった!」で終わってしまうことがほとんどです。
また、エッセイは短い章を集めて作られていることが多いです。しかもそれぞれの章の関連性が無いことがほとんどです。感想をもったとしても、その作者の人柄についてぐらいしか書けないのではないでしょうか。「ちびまるこちゃん」で感想文が書きにくいのと一緒です。
詩集や短歌集など
詩集や短歌集などもそれぞれの詩や短歌などについて感想をもつことはできますが、これも文章量が少ないので、原稿用紙5枚などの文章量を書くことを要求される読書感想文にはちょっと難しいと思います。
1つの詩で原稿用紙1枚くらい感想が書ければなんとかなりそうですが、短いものから感想をひねり出すのはやはり難しいです。
推理小説
推理小説は、事件が起きてそれを解決していく過程を楽しむものなので、人物についての感想はある程度書けますが、事件から教訓を得て書くのは難しいと思います。殺人事件の感想文ってちょっと書きにくそうですよね。
分かりやすいようにアニメで例えてみますが「名探偵コナン」と「天空の城ラピュタ」だったら、やっぱり「ラピュタ」の方が感想文は書きやすいと思います。
ファンタジー系の小説
注意するのはファンタジー系の小説です。ファンタジー系の小説は舞台が現代でなかったり、現実では起きないようなことが起きたりします。それが何かの例えだったりすることが多いのですが、それを読み取る必要があるのでリアリティー小説よりもファンタジー系の小説の方がちょっとだけ感想を書くのが難しくなります。
ライトノベルなどが好きな方は本選びにちょっと気を付けてくださいね。
でも、ファンタジー小説って面白いんですよね。読みたくなる気持ちはすごくよく分かります。読み取りの力や想像力に自信があるかたは、ファンタジー系の小説で読書感想文に挑戦するのもいいと思いますよ。
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おすすめの読書感想文が書きやすい本
個人的に読書感想文が書きやすい本を1冊だけおすすめするとすれば、梨木香歩『西の魔女が死んだ』が断然いいですよ。
本文も長すぎず短すぎずちょうどいいですし、主人公が思春期の女の子ということで感情移入して読みやすく、感想も考えやすくなっています。また印象に残るような事件も起きますので、感想を考えるきっかけとして使いやすいです。
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読書感想文の本の選び方のまとめ
- 長すぎたり短すぎたりする本は読書感想文が書きにくい。
- 有名な王道文学本は読書感想文が書きやすい。
- 推理小説、詩集やエッセイよりも物語系の本がいい。
- 映画などに映像化された作品は映画が内容の理解を助けてくれる。
- 巻末にある「あとがき」がある場合は参考にできる。
さて、今回は読書感想文の本の選び方として、読書感想文を書きやすい本や書きにくい本の例をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事がみなさんの読書感想文撃破ために少しでもお役に立てると嬉しいです。読書感想文をやっつけてお休みを満喫してくださいね!
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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