空から降りてくるものたち

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TM Network(TMN)のおすすめアルバム トップ4~DTM曲作りの基礎、小室哲哉の原点として聴く~

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 TM NETWORKは 小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の3人のメンバーで、約30年ほど前に活動を開始したグループです。シンセサイザーを中心とした楽曲で「GET WILD」などのヒット曲を生み出したグループでもあります。当時珍しかったシンセサイザーを多用した編曲が大変特徴的でした。TMNと改名したり、活動休止期間を何度か挟みましたが、現在も活動を続けています。一時時期、小室哲哉さんがプロデューサーとして活躍し、小室ファミリーを形成して、globeやTRFなどで一世を風靡したこともありました。付点音符を多用したメロディーが特徴的で、そのメロディーが印象に残っている方も多いことでしょう。

 

 今回は、そのTM NETWORK及びTMNから、いくつかのおすすめアルバムをご紹介したいと思います。コンピュータを多用しているので、DTMをしている方には大変参考になるかと思います。小室ファミリーの原点を知りたい方にもお勧めできるかと思います。かなり古いアルバムが多いですので、懐かしさを味わいながら読んでいただければ幸いです。

 

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TM NETWORK(TMN)おすすめアルバム

『COLOSSEUM Ⅱ』

 いきなりのマイナーアルバムです。1992年に発売されました。小室哲哉さんはコンセプトをもってアルバムを作成するのが好きな方でした。このアルバムはライブ音源を集めて、TMNの架空のライブが行われたという設定で作られています。こちらをおすすめするのは、曲が有名どころが多いというところと、過去の曲も1990年代後半あたりに行われたライブ用に編曲されているものが多く、古さをあまり感じないところ、ライブ用音源なのでCDと違い、「ここがかっこいいな」という編曲部分が効果的に多用されていて、TMっぽさを味わいやすいという点です。ⅡがあるということはⅠもあるということなのですが、Ⅰは後ほど紹介する「CAROL」というアルバムを、ほぼそのままなぞって架空ライブに仕上げた形になっており、古いTM NETWORKをあまりご存じでない方にはマニアックすぎると感じ、あえてⅡをおすすめしております。
 当時のPOPミュージック界ではあまり表舞台に出てこなかった、シーケンサーという音楽再生用コンピューターを多用して、繰り返しでノリの良いリズムが刻まれ、効果音が絶妙なタイミングで入ってきます。DTMで曲を作るときにどうしたら単調にならないのかという視点で聴くと非常に勉強にもなると思います。ライブ音源ですので、生音系の音色とシンセ系の音色をどう重ねていくか、という部分でも大変参考になるでしょう。
 ちなみに、一番有名であろう「GET WILD」は『TMN COLOSSEUM Ⅰ』に収録されております。『TMN COLOSSEUM Ⅱ』が気に入ったらそちらも聴いてみていただければと思います。
 
COLOSSEUM II

COLOSSEUM II

 

 

 

『humansystem

 このアルバムは私がTM NETWORKにハマったきっかけのアルバムです。個人的にはTM NETWORKは編曲を楽しむアーティストだと思っています。特に1曲目の「Children of the New Century」はメロディーの合間に入るSEやフェードインで入ってくるギターサウンドなどのカッコよさを味わえると思います。さすがにメロディーはちょっと古さを感じるかもしれませんが、当時としては、トリッキーな編曲がその頃の私には衝撃的でした。DTMでの編曲でもSEの使い方の参考に非常になると思います。
 2曲目の「kiss you」はホーンセッションを楽しめます。このホーンセッションですが、コンピューターの打ち込み中心です。ちょっと聴いただけだと生に聞こえますがそのあたりの技術を楽しむのも、DTM通にはまた一興かと思います。1999年に鈴木あみ版として発表された「Be Together」という曲の原曲です。ちなみにこの「Be Together」では、ギターのサポートメンバーとして、B'zの松本孝弘さんが参加しています。松本孝弘さんはTM NETWORKのサポートメンバーとして、他のアルバムにもよく顔を出されています。
 8曲目の「Resistanceという曲はシンセベースの音色の良さが味わえます。また、ヘッドホンでよく聞くと、薄く入っているPAD系の音や、それを補強するシーケンス音など、大変多く音が入っています。DTMでは音色をどう作り、どう重ねるかという点が非常に曲の雰囲気づくりに大切だということを学べるかと思います。固めの音を短く連続的に入れることと、厚みを増すPAD系の音をうまく混ぜることがカッコよい雰囲気を出す秘訣なのかなと、個人的には感じております。ちなみに、このアルバム以降、TM NETWORKの作る楽曲は、重ねる音色数がどんどん増えていきます。
 
humansystem

humansystem

 

 
 

 『CAROL』

 音を重ねていくという点で特に最盛期を迎えていたと個人的に感じているアルバムがこの『CAROL』です。特にアニメの『逆襲のシャア』というガンダムアニメの映画雄テーマソングに使われた「Beyond The Time」という曲の音の重ね方はものすごいです。是非、よいヘッドホンで聞いていただきたいと思います。音が様々な方向から飛んできて去っていきます。ベース音も切れがよく仕上げられていてサウンドを支えていますし、かなり薄く入っているPAD系の音が曲全体の雰囲気の基礎を作り出してます。音の重ね方の集大成という形で聴いていただけるとよいかと思います。また、CAROLという女の子を主人公にした物語としてのコンセプトアルバムとして作られていますので、そのあたりの各曲のつながり方なども、楽しめる要素の一つだと思います。
 
CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE

CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE

 
 
 

『Twinkle Night』

 最後のアルバムはミニアルバムです。1985年発表のアルバムです。このアルバムを入れたのは「ELECTRIC PROPHET」という曲を聴いていただきたいというためだけに、おすすめさせていただきました。約9分間と大変長い曲です。かなり初期の作品なので、ボーカルの宇都宮さんはまだまだ粗削りですが、シンセの音を上手にフェードインさせたりフェードアウトさせたりして、普通に作ったらよくあるバラードになるところを幻想的な雰囲気を出して名曲に仕上げています。初期のライブで一番最後に演奏されていた曲ですが、ライブ盤とは編曲は全く異なります。ライブ盤はバンド譜面が出ているので、そちらのコード進行と聴き比べながら編曲の変わりようを味わっていただければとも思います。
 この曲を選んだ理由としては、ピアノの音とシンセサイザーの音をどう混ぜるかという参考に非常になると感じ、選ばせていただきました。TM NETWORKの魅力にはまったという方には絶対におすすめの曲ですので、この1曲のためだけにでも、アルバム「Twinkle Night」を手に入れる価値は十分あると思います。
 

 

ELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者)

ELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者)

  • TM NETWORK
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

TWINKLE NIGHT

TWINKLE NIGHT

 

 

 以前の記事で、他のアーティストのコピーバンドをした経験があると書いたことがありますが、TM NETWORKを個人的にシンセでコピーしていた経験は、その後のバンド活動に非常に生かされました。なぜなら、バンド譜面に載せきれない音を耳で拾わなければ楽曲の雰囲気が再現できなかったからです。

 
 今回はDTM的な視点で書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。マニアックな記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。