みなさん、こんにちは。音楽大好きなあんです。今回はかなり懐かしいTM NETWORK及びTMNから、いくつかのおすすめアルバムをご紹介したいと思います。実は私、TM NETWORKオタク少女でした。TM NETWORKはコンピュータを多用しているので、DTMをしている方には大変参考になるかと思います。
小室ファミリーの原点を知りたい方にもお勧めです。かなり古いアルバムが多いので、懐かしさを味わいながら読んでいただけれと思います。それでは、今日もよろしくお願いします。
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TM NETWORKについて
TM NETWORKは 小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の3人のメンバーで、約30年ほど前に活動を開始したグループです。シンセサイザーを中心とした楽曲で「GET WILD」などのヒット曲を生み出しました。
デビューした時代には珍しかったシンセサイザーやシーケンサーを多用した編曲が大変特徴的でした。TMNと改名したり、活動休止期間を何度か挟みましたが、現在も活動を続けています。
一時期、小室哲哉さんがプロデューサーとして活躍し、小室ファミリーを形成して、globeやTRFなどで一世を風靡したのが記憶に残っている方も多いと思います。付点音符を多用したメロディーが特徴的で、そのメロディーが印象に残っているのではないでしょうか。
では、前置きはこれくらいにしておいて、おすすめアルバムをご紹介していきたいと思います。
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TM NETWORK(TMN)おすすめアルバム
『COLOSSEUM Ⅱ』
『humansystem』
- アーティスト: TM NETWORK
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: CD
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『CAROL』
音を重ねていくという点で特に最盛期を迎えていたと個人的に感じているアルバムがこの『CAROL』です。
特に『逆襲のシャア』というガンダムアニメの映画のテーマソングに使われた「Beyond The Time」という曲の音の重ね方はものすごいです。是非、よいヘッドホンで聞いていただきたいと思います。音が様々な方向から飛んできて去っていき立体感を感じることが出来るのではないでしょうか。音の左右のふり方もすごく参考になると思います。
ベース音も切れがよく仕上げられていてサウンドを支え、かなり薄く入っているPAD系の音が曲全体の雰囲気の基盤となっています。音の重ね方の集大成という形で聴いていただけるとよいかと思います。
また、CAROLという女の子を主人公にした物語としてのコンセプトアルバムとして作られていますので、そのあたりの各曲のつながり方なども、楽しめる要素の一つだと思います。
『Twinkle Night』
このアルバムはミニアルバムです。1985年発表のアルバムです。ミニアルバムにも関わらずおすすめに入れたのは「ELECTRIC PROPHET」という曲を聴いていただきたいというためだけに、おすすめさせていただきました。
約9分間と大変長い曲です。かなり初期の作品なので、ボーカルの宇都宮さんはまだまだ粗削りですが、シンセの音を上手にフェードインさせたりフェードアウトさせたりして、普通に作ったらよくあるバラードになるところを、幻想的な雰囲気を出して名曲に仕上げています。
初期のライブで一番最後に必ず演奏されていた曲ですが、ライブ盤とはコード進行や編曲はかなり異なります。ライブ盤はバンドスコアが出ているので、そちらのコード進行と聴き比べながら編曲の変わりようを味わうのも面白いですよ。
ちなみにライブ版はこちらに収録されています。
TMN final live LAST GROOVE 5.18
- アーティスト: TMN,小室哲哉,川村真澄,松井五郎,西門加里,木根尚登
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1994/08/11
- メディア: CD
- クリック: 4回
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『GET WILD SONG MAFIA』
2017年の4月5日にリリースされた最新アルバムです。4枚組になっています。このアルバムの面白いところは、TM NETWORKの有名曲である「GET WILD」しか収録されていないところです。
どういうことかと言いますと、「GET WILD」1曲の様々な編曲バージョンを聴けるという非常に興味深い内容になっているのです。
多数のライブ版の他に、石野卓球など他のアーティストが編曲し直したものが収録されています。オリジナル曲はもちろん、オリジナルに近いものもあれば、アコースティックギターが活躍するもの、テクノっぽいものまで、「GET WILD」1曲の様々な編曲バージョンを聴くことができます。
ちなみに、一番最初のオリジナル版はこちらです。
1曲の多くのバリエーションを聴けるということは、DTMに限らず曲を編曲する際の参考にとてもなると思います。聞かせどころとなる「キメのフレーズの繰り返しをどう使うか」という参考に非常になると思います。編曲のバリエーションを増やしたいと考えている方にも是非一度聴いてみていただきたい1枚です。