おすすめピアノインストゥルメンタル【→Pia-no-jaC← ピアノジャック】

 今日は→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)というアーティストをご紹介したいと思います。カッコいいピアノインストゥルメンタルを奏でるユニットです。インストゥルメンタルというのは器楽曲という意味で、ボーカルの入っていない曲ということです。インストゥルメンタルなので、何か作業をするときなどに聴くのにうってつけですよ。もちろんじっくり聞きこんでも大変魅力的です。では、早速ご紹介していきます。

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→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)Official Site

 

→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)の魅力について

 まずは最初に、→Pia-no-jaC←についての魅力を簡単にご紹介したいと思います。

  • 疾風のように駆け抜けるピアノインストゥルメンタル
  • ピアノとカホンのみによるシンプルだけど力強い楽曲
  • 和のテイストが感じられる旋律の哀愁感

 →Pia-no-jaC←はピアノ担当のHAYATOとカホン担当のHIROの2人によるユニットです。→Pia-no-jaC←のピアノインストゥルメンタルは全体的に非常に力強い曲が多いと思います。ガリガリ弾いていく感じなので、テンション上がりますよ。落ち着いた感じの曲は和風なものが多く、これも→Pia-no-jaC←の魅力の一つとなっているように思います。

 ジャズとも言えないし、クラシックでもない、「ハイブリッド・インストゥルメンタル」という新しいジャンルを確立したとして有名です。

 また、カホンというのはペール発祥の四角形の箱に穴の空いた打楽器の一種です。

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 こんな感じのシンプルな楽器です。この箱の上にまたがって箱を手でたたいて音を出すのですが、叩き方や叩く物を変えたりして、音の変化をつけます。

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 演奏するときのイメージとしては上の図の通りです。このカホン、シンプルな楽器に見えますが、非常に表現力豊かな打楽器です。低音から高音までしっかりと音が出ます。箱だけのように見えるのに不思議ですね。

 説明うんぬんよりも聴いていただくのが一番かなと思います。私が→Pia-no-jaC←で1番おすすめするアルバムをご紹介しながら、更に→Pia-no-jaC←の魅力について迫っていきましょう。

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アルバム「風神雷神」

風神雷神

風神雷神

 

 題名からも和風な感じが伝わってきますね。→Pia-no-jaC←で1番おすすめのアルバムです。6曲と曲数は少なめのアルバムではありますが、→Pia-no-jaC←の魅力である、力強い部分と、和風の儚げな部分が両方存分に楽しめるアルバムとなっています。初期のアルバムなので、まだ演奏に荒い部分も感じられますが、逆にそこがまた魅力的かなとも思います。6曲と曲数が少なめなのも、入門編と考えればちょうどいいですね。では、全6曲の中から特におすすめの曲を紹介をしていきます。

 

台風

台風

台風

  • →Pia-no-jaC←
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 アルバムの1曲目です。いきなりの1番のおすすめ曲になります。私が→Pia-no-jaC←と出会ったのもこの曲でした。youtubeで偶然見つけたのですけれども、そのときの衝撃は今でも覚えています。「こんなジャンルあるんだ!」とピアノとカホンの組み合わせに驚きを覚えました。

 静かなピアノアルペジオとカホンの掛け合いから始まり、カホンで盛り上げ、ピアノが合流し、ピアノのコード打ちで力強く盛り上げ曲が始まります。時々入る叫び声にちょと驚きます。ピアノインストゥルメンタルというと、どうもお上品なイメージがありますが、それとはいい意味で正反対なのがとても魅力的かと思います。

 途中、音質が変わってCメロに入ると、ピアノソロにになり速弾きも楽しめますが、全体的にはコード弾きでガンガン押していくイメージの曲です。気持ちに勢いをつけたい時にぴったりの曲かと思います。個人的には仕事に行く前にやる気を奮い立たせるために聴いたりしています。

 

Time Limit

Time Limit

Time Limit

  • →Pia-no-jaC←
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 繊細なアルペジオで曲が始まりますが、一変してこれまた力強いコード弾きになる曲です。コード弾きの部分は、まるでエレキギターのフレーズの様な感じがします。この曲もガンガン押していくタイプの曲です。後半になっていくにつれてこのコード弾きに手数がどんどん増えていって迫力が増していきます。エンディングの部分が一番の聴きどころではないかなと個人的には思っております。

 リズムも激しいので、カホンも存分に活躍します。ピアノが割合コード弾きに徹していて隙間が多いので、その隙間をカホンの連打で埋めています。カホンの聴きどころが多い曲でもあると思います。

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 夜桜~yozakura~

夜桜 ~yozakura~

夜桜 ~yozakura~

  • →Pia-no-jaC←
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 アルバム3曲目の曲ですが、全曲に2曲とは対照的にしっとりとした感じの曲です。和風な旋律が印象的な曲であります。ちょっと聴いていると久石譲さんの曲を思い出すかもしれません。短調の曲で和風に仕上げるとそんな感じになりますよね。

 しっとりとした曲ですので、逆にカホンの音をじっくりと聞くことができます。カホンって見た目はただの箱なのに低い音もしっかり出るのが不思議です。

 タイトル通り、夜に静かに聞いて心を落ち着かせてくれる曲だと思います。

 

CROSSBEAT(s)

CROSSBEAT(s)

CROSSBEAT(s)

  • →Pia-no-jaC←
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 アルバム4曲目です。激しい曲の多い「風神雷神」ではありますが、その中でも一番激しい曲なのではないでしょうか。こちらの曲はピアノは「手数で勝負!」という感じで、今までの曲とは少々雰囲気が違います。今まではコード弾きで激しくというかんじでしたが、この曲は左手のパートが信じられないほどよく動きます。もしかしたら連弾かもしれません。「カホンもこんな手数の多いリズムよく叩けるな」という感じです。疾風のごとく駆け抜けていくピアノとカホンを堪能していただければと思います。

 

 今日は→Pia-no-jaC←というピアノインストゥルメンタルのアーティストをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。普通のピアノ曲とは違い、カホンによる激しさも加わって、独自の世界観を切り開いていると思います。ボーカル入りの曲もいいですが、ボーカルが入っていないのインストゥルメンタルの曲もまた、旋律だけで表す世界観に浸れて魅力的です。是非、スマホの再生リストに入れていただければと思います。

 今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

風神雷神

風神雷神