今日はおすすめのピアノバラードをご紹介したいと思います。何だかしっとりしたい時に、休日の午後を落ち着いて過ごしたい時や、なんだか眠れないときなどにおすすめです。私は通勤前に、心だけでも落ち着けたい時とかにも聴いています。ピアノバラードはピアノの音色も楽しめるとともに、編曲の楽器数が少ないので、ボーカルの魅力も充分に感じ取ることができると思います。
世の中にピアノバラードは星の数ほどありますから、迷わないように厳選して5曲をご紹介したいと思います。では、よろしくお願いいたします。
心が落ち着くピアノバラード
「1+1」 スキマスイッチ 収録アルバム『夕風ブレンド』
ゆったりとしたテンポで流れる雰囲気を楽しんでいただきたい曲です。思わず嫉妬してしまいそうな、幸せなそうな二人を描いた歌詞の内容になっています。主人公の男の子が恋人を大切に思う気持ちがストレートに表現されています。
前奏や感想に効果的に入るリタルダンド(テンポが少しずつゆっくりになる部分)で、ピアノの響きに浸ることもできます。テクニカルなピアノ伴奏が多いスキマスイッチですが、4分音符打ちと8分音符の分散和音を多用した演奏になっていますので、弾き語りをするのにもいい曲です。猛練習して、恋人に歌うのもいいかもしれませんね。
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「Still Fighting It」 アンジェラ・アキ 収録マキシシングル『手紙~拝啓 十五の君へ』カップリング
大変有名な曲のカップリング曲です。若いときに見た夢をあきらめきれない感情を表現した歌です。アンジェラ・アキさんは、本人もおっしゃっているのですけれども、洋楽のバンド、Ben Folds Fiveに大きく影響を受けたそうです。邦楽のブログなので控えめにしておきますが、静かな曲なのにスタッカートの伴奏がいきなり入ったりするなど、Ben Folds Fiveの影響やピアニストとして新しくできることがないか試行錯誤する姿勢が感じられる曲にもなっています。そこがまた、ただのボーカリストとして終わらない、アンジェラ・アキさんの魅力かなと思います。
先ほど書いた通り、歌詞の内容は成長していくうえで誰もが感じる葛藤をストレートに表現しています。葛藤を感じる主人公に対して手を差し伸べるような視点で曲の世界観は構築されています。なにかに迷うときに力を貸してくれる曲だと思います。
「あなたへ」 松たか子 収録アルバム『アイノトビラ』
ちょっと古い曲ですけど、是非聴いていただきたくて紹介させていただきます。「今日はなんだか眠れないな」というときにおすすめです。 松たか子さんは女優として有名ですが、歌手活動もされていたことがあります。ピアノも弾ける方なので、音楽性も自分なりのこだわりが生かされているようで、楽曲にも松たか子さんの人柄がにじみ出ているような気がするのは気のせいでしょうか。個人的には松たか子さんの声にも魅力を感じます。「静かにお休み」と松さんに歌われると、チクチクした気持ちもなんだか和らぐ気がします。
遠くの恋人を思いながら歌われた曲になっています。別の道を選んだ恋人とどこかで偶然出会えたらいいなと、静かに回想するような曲ですが、悲壮感は感じられず、どこか大人な印象の曲になっていると思います。
「糸」 bank band 収録アルバム『沿志奏逢』
中島みゆきさんの原曲をMr.Childrenの桜井和寿さんと、プロデューサーの小林武史さんなどで組まれたbank bandがカバーしてリリースされています。実はこの曲、友達の結婚式で頼まれて、私、ピアノ伴奏をしました。その時の新郎が余興で歌っておりました。
さすが中島みゆきさんでして、歌詞の内容は恋人同士を布の縦糸と横糸に例えて見事に表現しています。縦糸も横糸もお互い無くてはならないものですよね。このあたりの比喩の使い方は短歌を詠むはしくれとしても非常に唸ります。「幸せ」と「仕合わせ」をかけているあたりもさすがです。ピアノ伴奏もあまり難しくありませんので、弾き語りにもぜひ挑戦してみてほしい曲です。
編曲はプロデューサーの小林武史さんが主に担当していますから、原曲とのコード感の違いなど、編曲面でも楽しめる曲でしょう。
- アーティスト: Bank Band
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2004/10/20
- メディア: CD
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「We're Still Here」 supercell 収録アルバム『ZIGAEXPERIENTIA』
supercellはアルバムによってボーカルが違いますが、こちらはこゑださんがボーカルを務めています。こちらもピアノの伴奏とこゑださんのボーカルのみで綴られる曲です。
歌詞の内容は、「自分が自分であるための理由は一つだけではないよ」と、自分の存在意義に自信がもてなくなっているパートナーに、優しく語りかけてくれる内容になっています。この二人の先には、色々と困難が待ち受けているのでしょうけど、「そっと寄り添いながら生きていくんだろうな」と、思わせてくれる内容になっていて、個人的にすごく共感できます。ryoさんの歌詞を作るときのポリシーとして「この言葉を使っていいのかな?と迷わないようにしている」という記事を読んだことがあります。その言葉の選び方が、程よいストレートさで心にしっかりと届くのかなと個人的には思います。私も、仕事の後で疲れたときや、朝の通勤途中に「今日も頑張らなくちゃっな」というときに聴いて勇気をもらっています。
個人的にこの曲のピアノの音がすごく好きです。適度にまろやかな部分と固い部分の音色が混ざり合っていて、聴きやすい音色だと思います。高音が入る音色の特徴とペダル音が聞こえないところから、生ではなくサンプリングのデジタルピアノのように感じますけどね。個人的にはデジタルピアノの音は好きだったりします。
ピアノバラードのおすすめ曲をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ピアノバラードは聴いても魅力的ですが、演奏すると更に楽しめると思います。いずれにせよ、ピアノの響きと歌詞の世界に浸っていただければと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。