放置したらひどい目に…副鼻腔炎になりました～症状と治療経過～

　ブログ関係の記事が独自ドメイン化終了でひと段落しましたので、今回も日常の記事です。昨年2016年12月にMRI受ける機会がありました。別に体の調子悪かったわけではないのですけど、安く受けれる会社の人数限定の制度が当たったものですから、「せっかくだからやってみよう」とMRI受けてきました。

　そうしたところ、脳は元気。「この年齢でくるのは珍しいよ」とお医者様に言われるくらい健康な脳でした。ところが、1つ病気が見つかりました。その名も「副鼻腔炎」です。今回はその経験から副鼻腔炎の治療についてお話したいと思います。

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副鼻腔炎とは

　大雑把に言いますと、鼻の奥にある大きな空洞の中に、膿がたまって炎症を起こすという病気らしいです。副鼻腔に膿がたまってくると、その膿が脳をチクチク攻撃し始めるのだそうです。そうなってくると、頭痛や頭がぼんやりする感じ、風邪をひきやすくなる、風邪をひいたときに鼻水がものすごい出る、などの症状があらわれてくるそうです。

　私の場合、仕事がすごく忙しかったので診断を受けたのち、しばらく放置していました…。「余裕が出たら耳鼻科に行こう」とのんきに考えていたのですね。そうして6ヵ月が過ぎ、夏風邪をひいてしまったのですが、熱もないのに鼻水の出方が半端ないのでした(;^_^A　汚い話で申し訳ないのですけど、膿が鼻からそのまま出てくる感じ…。しかも量がものすごい…。

　頭痛もひどいし、頭もぼーっとして仕事も手につかない…。「これはちょっと冗談じゃないですね」という感じになってきたので、土日も診療をしている耳鼻科を探して行くことにしたのです。

副鼻腔炎の治療

　先ずは、診察を受けてました。鼻から管を入れられて「うえ！」ってなりました。鼻の中の粘膜を取って細菌がいるかどうか検査するそうです。次に耳の中をカメラで診察してもらいました。お恥ずかしいことに長い毛が一本生えていて、引き抜かれました…。結構痛かったです(;^_^A　その後、頭部のレントゲンを撮りました。レントゲンの結果から副鼻腔炎と再診断されました。

　実は私の会社の先輩が副鼻腔炎になったことがあり、その時は手術だったので、ビビりの私はちょっとビクビクしていたのですが、（だったら6か月も放置するなという感じですけどね）今回は抗生剤（細菌をやっつける薬）を服用して散らすことで治療できるということでした。正直「よかった～」とほっとしました。

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　治療に要する期間は4週間でした。思ったよりも長いですが、「手術するよりはましだ」と考えて、忙しいですが頑張って通院する覚悟を決めました。

　レントゲンの後は鼻から吸入をして終了でした。吸入なんて子どもの時以来でしたので、なんだか懐かしい気分になりましたけどね。

その後の経過

　最初は1週間後に再診でした。そのときの診察の結果が良好だったのか、次の診察は3週間後になりました。3週間後に再びレントゲン撮影をして、膿がなくなっていれば完治で治療終了ということだそうです。

　1週間に1回ずつ通院しなければならないと思っていたので、すごく嬉しかったです。思っていたよりも軽く済んだみたいでほっとしました。

　放置していたため、私はちょっと大変な目にあってしまった副鼻腔炎ですが、しっかりと治療すればきちんと治ります。みなさん、きちんと病院に行きましょうね。

副鼻腔炎の予防法

風邪をひかないように気を付ける。
花粉症などのアレルギーは軽く済むように事前にお薬を服用する。
鼻はすすらずにこまめに鼻をかむ。

　副鼻腔炎は風邪をひくと急性でなってしまうことが多いようです。手洗いうがいなど、風邪を引かないようにすることが、先ずは一番の予防になるようです。花粉症などの方は鼻炎を起こすと副鼻腔炎になりやすいそうですから、花粉症の季節の前にアレルギー症状を抑制する薬を病院に行って処方してもらうなど、事前の対策が有効だそうです。また、鼻をすすると副鼻腔の中に鼻水がたまっていきますので、鼻水はすすらずにこまめにかみましょう。ただし、強くかみすぎると粘膜を痛めるので、優しく鼻をかむようにした方がいいそうです。

　副鼻腔炎は放置していけません。鼻をすするのはもう二度としないと心に決めました。アレルギーの病院もきちんと行くことにします。こうしてみると私、副鼻腔炎になりやすい3要素を全部持っていたのですね…。たくさん鼻をかむと鼻が痛くなりますが、そこは高級ティッシュペーパーでしのぎましょう。