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「虹」合唱曲【歌い方のポイント徹底解説!】これで完璧!

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 当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。元合唱部のあんがお送りする合唱曲シリーズ記事です。今回は中学校の合唱曲として有名な「虹」の1曲のみを徹底解説していきます!「虹」の概要や歌い方のポイントやコツなどについて詳しくご紹介していきますね。

 中学校の校内合唱コンクールなどでも、人気の高い合唱曲ですが、少々難しい曲でもあります。完全マスターして、金賞を狙いましょう!ちなみに私が合唱部としての青春を捧げたと言っても過言ではない名曲です!

    それでは、よろしくお願いします!

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合唱曲「虹」の概要

  • 作詞・作曲:森山直太朗・御徒町凧
  • 編曲:信長貴富編曲
  • 2006年度(平成18年度)の第73回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲
  • 合唱形式:混声三部版と女声三部版が存在

 「さくら(独唱)」で有名な森山直太朗さんの作詞・作曲による合唱曲です。2006年度(平成18年度)のNコン中学校の課題曲です。個人的にトップクラスの名曲だと思います。

 2006年度(平成18年度)の発表からかなり年数も経っていますが、今だに人気の高い合唱曲でもあります。メロディーや曲の構成も魅力的ですが、森山直太朗さんがもつ独特の世界観が反映された歌詞も大変魅力的です。

 このあたりが合唱ファンの心をつかんで離さない一つの要因だと思います。私もそうですが、合唱好きな方って歌詞にもこだわりますよね。

 曲の難度は高く難しい曲ですが、非常に見せ場の多い歌になっています。主旋律と副旋律の入れ替えが多く、細かい掛け合いや主旋律の裏で違う速いリズムで副旋律が入る部分がたくさんあります。合唱曲ですがまるでオーケストラを聴いているような感動を与えます。すごく立体的な合唱曲です。マスターすれば校外の合唱コンクールでも十分に通用するでしょう。

 また、名曲というだけあって伴奏もやはり難しくなっています。後ほど詳しく解説しますが、伴奏者は覚悟をしっかり決めて練習に励んでください!

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合唱曲「虹」の歌い方のポイント

虹 [混三]

虹 [混三]

  • 齋藤智子, 坂井和子 & 合唱団 翠
  • J-Pop
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

  それでは、いよいよ「虹」の歌い方のポイントについて解説していきますね。今回は混声三部編の解説をしていきます。

 

前奏~Aメロ部分のポイント

 前奏の最後の部分にハミングが入ります。まずはここをきれいに決めたいですね。音取りはもちろんのことですが、ハミングは強くなりすぎないように優しく発声しましょう。

 前奏終了後「広がる空に」とはじまりますが、この部分はソプラノとアルトの女声パートのみとなります。最初は斉唱ですが「思い馳せて」からハモリになります。その後、「ただ雲は流れ」のところで男声パートが合流してきます。

 男声パート合流の時には、それまでの女声パートのみで作り上げた繊細な雰囲気を壊さないように慎重に合流しましょう。男性パートと思わせないような裏声のきれいな発声で合流していきたいです。

 その後、男性パートが一瞬だけ主旋律を取ります。ここで女声パートに負けて隠れてしまわないように発声を明瞭にするよう気を付けてください。その後またすぐに女声パートに主旋律は移動します。Aメロは主旋律のパート移動と掛け合いが多いので、それぞれパートのタイミングにも気を遣いたいところです。

 Bメロ突入直前の「空を探した」で全パートユニゾンになる部分がありますので、ここで力強さを表現したいです。少し強めに歌ってBメロへの布石にしましょう。

 

Bメロ部分のポイント

 掛け合いの多いAメロから一転、Bメロはハーモニー勝負の部分になります。ゆったりと曲が流れていきますので、主旋律を取るソプラノパートを引き立てるつもりで歌うといいでしょう。 

 アルトや男声パートが目立ちすぎると、せっかくのメロディーが分かりにくくなります。しかし、弱すぎるとハーモニーの良さが聞き取れません。Bメロは各パートの音量バランスに特に気を遣ってほしい部分です。

 サビ前の「隠し持ってる」の「る」を伸ばす部分でクレッシェンドを効かせてサビへ盛り上げてつなげたいですね。伸ばしながらクレッシェンドするためにはブレスが重要になります。しっかりと息を吸っておいて、伸ばしながら音量を上げられるように気を付けてください。

 

1番サビ部分のポイント

 サビの一番最初の部分「僕らの出会いを」では全パート最高声量で開放しましょう。ただし、その後男声パートとアルトパートはソプラノの主旋律のうらで掛け合いを取ります。その部分で声量ダウンしないようにここでもブレスを深く取っておくことが大事になってきます。

 サビの繰り返し部分の2回目では、1回目よりやや声量は抑えましょう。サビの繰り返し後半から主旋律がアルトや男声パートに移る部分があります。このときにソプラノパートが高音のハミングで「う~」とハモリに入ります。このソプラノパートの繊細さを決して壊してはいけません。

 サビの2回目は少しずつ雰囲気を柔らかくしていって、次に入る繊細なピアノソロ間奏に優しくつなげていきましょう。 

 それぞれのパートの独立性を高く保ちつつ、一体感をもって仕上げなければいけません。パート練習を十分に行う必要がありますし、他のパートとのタイミング合わせも重要な曲なので、全体練習も気が抜けません。指揮者は歌を何度も聴いて、曲の構成をしっかり頭に叩き込みましょう。指揮者の技量も大変問われる曲です。

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Cメロのポイント

 Cメロの出だしの主旋律は男声パートです。しかし、このCメロは男声パート主旋律で始まるにもかかわらず、かなり声量は抑えて、まろやかな発声を要求されます。「虹」の合唱曲で一番苦労するパートはもしかしたら男声パートかもしれませんね。男声パートですが非常に繊細さを要求されます。

 男声パートでも裏声で優しく発声できるように練習しておきましょう。

 その後Cメロ最後の「ひなげしのように~」の「に~」の部分でクレッシェンドをかけて最後のサビへ突入です。声を伸ばしながらクレッシェンドできるようにブレスをしっかりとっておきましょう。

 

ラストサビのポイント

 基本的には最初のサビとポイントは同じです。最初の「僕らの喜びを」の部分で声量を最大開放してください。

 「色鮮やかな 虹がかかっている」の部分をしっかりと伸ばした後は、ソプラノと男声パートでのアカペラが待っています。この曲の一番の聴かせどころです。そのアカペラに優しくつなげるように、「虹がかかっている~」の伸ばす音はボリュームを少しずつ絞っていき、わずかに残響を残す感じで歌いましょう。

 アカペラ後に「おおお~」と各パートが一斉に合流してきますが、アカペラでテンポが落ちますので、ここの合流タイミングがかなり難しいです。地味にこのアカペラ後の合流が「虹」で一番難しいところだと思います。ここが決まれば完璧だと思います。残りはハーモニーを崩さずに優しく丁寧に歌い終えましょう。

 

合唱曲「虹」のピアノ伴奏のポイント

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 ピアノ伴奏もかなり難しいほうになると思います。ランダムなリズムのような前奏で曲がはじまります。中盤はそれほど難しくないですが、サビの部分は歌とのタイミング合わせが難しいでしょう。裏拍を上手く取れるように頑張りましょう。慣れてきたらピアノだけでなく範唱のCDに合わせる練習をするといいですよ。サビの伴奏部分は難しいですが、歌との一体感をものすごく味わえる伴奏になっています。

 時々やさしく弾かなければならない、ランダムなリズムのソロ的な部分が出てきますので、その部分のタッチの調整にも気を配りたいとことです。伴奏も難しい曲ですが、歌としっかりタイミングが合うと伴奏も弾いているだけで鳥肌ものになるかと思います。伴奏者も大変ですが頑張ってください!

 

 さて、今回は人気の高い合唱曲「虹」について徹底解説してきましたがいかがでしたでしょうか。難しい曲ではありますが、全力をかけて挑戦するにふさわしい名曲だと思います。是非完全マスターして合唱コンクール完全燃焼しちゃってください!

 それでは、今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

第73回平成18年度NHK全国学校音楽コンクール 中学校混声三部合唱 虹 (NHK全国学校音楽コンクール課題曲)

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第73回(平成18年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲

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