空から降りてくるものたち

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【合唱・指揮のコツとポイント6つ】コンクールは指揮者次第!

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 みなさん、こんにちは。元合唱部のあんがお送りする、合唱曲シリーズです。今回は合唱コンクールに向けて、指揮のコツやポイントについてお話したいと思います。

 元合唱部の私も、もちろん指揮者の経験があります。そのときの体験や指導者の先生から教わったコツやポイントをお話していきますので、指揮の練習や合唱練習に生かしていっていただければと思います。指揮者は歌わないのでちょっと寂しい気もしますが、極めると指揮者もかなり楽しいですよ。

 それでは、早速始めていきます。どうぞよろしくお願いします。

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指揮者の醍醐味

 なんといっても指揮者の醍醐味は、合唱者との一体感を味わえることでしょう。自分の指揮で盛り上げどころできっちり決まったときには指揮者も歌っているのと同じような、もしくはそれ以上の満足感を得られます。

 ここで取り違えてほしくないのがコントロールする満足感ではなく、一体感を味わう満足感であるところです。指揮者一人で突っ走ってしまわないように気を付けてほしいと思います。

 ちなみに、オーケストラなどの楽器の指揮者は指揮棒(タクト)を持ちますが、合唱曲の指揮者は普通は指揮棒(タクト)は持ちません。

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指揮のコツ①指揮者の右手と左手を使い分ける

  • 右手:拍を正確に刻む。
  • 左手:どのように歌うか指示を出す。

 まず技術的な基本はこれでしょう。指揮者は右手と左手が別々に動かせなければいけません。右手はリズムを正確に刻み、同時に左手でどのように歌を表現するかの指示を出します。ちなみに、4分の4拍子の右手の動きは次のような動きです。

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 右手はこの動きを基本的にキープし続けてください。最初のうちは右手と左手を別々に動かすのは難しいと思いますので、右手で拍を刻みつつ、伸ばす音のところで左手を伸ばしてどの程度伸ばすのかを表現する動きから挑戦してみるといいでしょう。これが一番簡単だと思います。このとき、左手の掌は上に向けましょう。掌を下向きにすると抑え込むイメージになるので、歌っている人が音を伸ばしていいのか迷います。

 これが出来るようになったら、伸ばす左手で握りこぶしを作って力強さを表現したり、左手の高さを変えて音の高低や盛り上げ感、押さえて歌う感じなどを表現したり、左手で強くパートを指して振り降ろし、出だしを強調するよう指示したりと、少しずつ左手の動きのバリエーションを増やしていくとよいでしょう。

 

指揮のコツ②向く方向も指揮では大事

  • 掛け合いで出てくるパートを向く
  • 強く歌ってほしいパートを向く

  指揮者はどのパートにそのとき頑張ってほしいか、自分の向いている方向で合唱者に意思を伝えます。掛け合いで出るタイミングが難しいパートがあるときは、そのタイミングでそのパートの方を向いて発声を促します。特に強く歌ってほしいパートがあるときもそのパートの方を向きます。

 これをするためには、曲の構成をあらかじめ指揮者は全て頭に入れておかなければなりません。どこでどのように歌ってほしいかのイメージも練習前にあらかじめ考えておきましょう。

 指揮者の迷いは合唱者に伝わります。迷いを消すためにも事前の準備はしっかりとしておいてくださいね。

 

指揮のコツ③動きにメリハリを付ける

  • 身体の上下動も使う。
  • 時には前後に動く。

  ただ淡々と拍を刻むだけでは指揮者としては物足りないでしょう。ただ手を振っているだけだとメリハリが付かず歌っている人もどうメリハリを付けていいか分かりません。身体の上下動も使ってクレッシェンドやデクレッシェンド、音程の高低などをダイナミックに表現してください。

 「アルト来い!」というときはアルトパートの方へ向いて一歩踏み出すのもいいですね。気を付けて欲しいのは指揮台に上って指揮を行う時です。これ、やりすぎると指揮台から落ちます…。私実際に落ちました…(;^_^A練習でですけどね。

 指揮台の無い平場だったら遠慮なくどんどん動きましょう!

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指揮のコツ④指揮者は目で語る

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  • 合唱者全員と目を合わせるつもりで。
  • 曲調を表情でも表現する。

 指揮者は表情も大事です。目は合唱者全員と合わせるつもりで全体を見るようにしましょう。目があっていると自然と気持ちが通じ合います。

 また力強く歌ってほしいところは凛とした表情で、優しく歌ってほしいところは優しい表情で、合唱者が上手に歌えているときは笑顔でなど、表情でもどのように歌ってほしいのか指揮者の感じていることを伝えましょう。

 

指揮のコツ⑤動きの意図を合唱者に説明しておく

 左手を伸ばしたときは音を伸ばしてほし時、小さく振っているときや左掌を下へ向けたときはボリュームを下げてほしいときなど、「こういう動きをしたらこうして欲しい」というのは、合唱者にあらかじめ説明しておきましょう。

 アドリブの動きのイメージだけですぐに分かってくれる人はそんなに多くはありません。自分の意図がしっかりと的確に伝わるように説明をしておくのも大事です。

 

指揮のコツ⑥伴奏者と事前に相談する

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 本格的な合唱部などの場合は別ですが、校内合唱コンクールなどで指揮者も伴奏者もクラスから出すという場合に特に気を付けていたいところです。

 指揮者は自分の曲の解釈した方向へ持っていこうと練習をしていくと思いますが、ここで忘れてならないのが伴奏者です。伴奏者は幼少期からピアノを習っている人がほとんどで、音楽的な知識や経験はそのクラス内では間違いなくトップレベルです。ピアノコンクールなどでの演奏・入賞経験や合唱団などとの伴奏経験もあるかもしれません。

 しかし、伴奏者は合唱コンクールでは合唱の方向性や、練習の良し悪しについては口出しはしにくいものです。合唱練習の指揮はあくまで指揮者ですからね。指揮者も選ばれたプライドがありますから、練習中に横から伴奏者に口出しされるのは面白くないでしょう。

 事前にどのような曲調に仕上げるつもりか伴奏者と打ち合わせをしておいた方がいいと思います。その時は伴奏者に教えてもらうつもりで聞いてくださいね。上から目線はだめですよ。ほぼ間違いなく伴奏者の方が音楽的には自分より上ということを忘れてはいけません。

 

指揮の練習のポイント

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  • 1人で突っ走らない
  • 曲全体のイメージをもつ
  • 範唱CDは暗記するほど聴き込む
  • 楽譜も読み込む
  • 範唱CDで模擬練習

  最後に指揮の練習のポイントについてお話しますね。絶対にやってはいけないのが独りよがりになることです。合唱は全員で作り上げるものです。一人で歌うものは合唱ではありませんよね。先ほど伴奏者との打ち合わせのお話もしましたが、各パートリーダーともコミュニケーションをしっかりとってください。合唱はクラス全員で作り上げるものということを忘れないでくださいね。

 また、指揮者はクラス全員の中でその合唱曲を一番知っている人でなくてはなりません。その自信が出すぎてもよくないですが、曲を知らなければ指揮はできません。誰よりもCDを聴き込みましょう。楽譜が読めるなら、楽譜もしっかり頭に叩き込んでください。楽譜が読めなくても音の強弱やブレスぐらいは確認しましょう。ここで強い味方になってくれるのが伴奏者です。楽譜のことは伴奏者にどんどん聞いた方がいいですよ。

 イメージが固まったら範唱CDを聴きながら指揮を振る練習をしましょう。何も聴かずに自分だけで振っていると、リズムは結構ブレているものです。指揮者がテンポをしっかり保てるようになるためには、範唱CDとの一人練習も大事ですよ。

 

 さて、今回は合唱コンクールなどに向けて、指揮のコツやポイントについてお話してきましたがいかがでしたでしょうか。歌うもの好きな私ですが、指揮者として立つものまた歌うのとは別の一体感と達成感を味わえて楽しいですよ。それに、指揮者って上手な人はやっぱりカッコいいですしね!

 それでは、練習頑張ってくださいね。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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