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「証」合唱曲【歌い方のコツ徹底解説!】僕らの存在を証明しよう!

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 当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。元合唱部のあんがお送りする合唱曲シリーズ記事です。今回は中学校の合唱曲として有名な「証」(あかし)の1曲のみを徹底解説していきます!「証」の概要や歌い方のポイント、コツなどについて詳しくご紹介していきますね。合唱コンクールや卒業式に向けての練習の参考にしてもらえると嬉しいです。

    それでは、よろしくお願いします!

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合唱曲「証」(あかし)の概要

  • 作詞:山村隆太
  • 作曲:阪井一生
  • 2011年度(平成23年度)第78回『NHK全国学校音楽コンクール』中学校の部課題曲
  • flumpoolの曲がNコンのために書き下ろした曲です。
  • flumpoolの原曲はロ長調(大サビでハ長調に転調)
  • 合唱課題曲版(編曲は加藤昌則)はヘ長調(大サビで変ト長調に転調)
  • 合唱形式:混声三部版、女声三部版が存在。

 「証」は、JPOPのバンドで有名なflumpoolがNコン課題曲のために手掛けた合唱曲です。2011年度のNコン中学の部の課題曲ですが、その後も人気を保ち続け、今でも合唱コンクールや卒業式などでよく歌われます。

 合唱曲「証」の曲構成はJPOPアーティストの作曲ということもあって、Aメロ、Bメロ、サビがはっきり分かるような構成になっています。それぞれの部分の特徴をしっかりつかんで、単調にならないようにメリハリを付けて歌うようにしましょう。

 どちらかと言えば王道の曲構成になっていますので、難易度はそれほど高くないと思います。その分しっかりと練習を積んで完成度を上げたいところです。

 合唱形式ですが、あんは今のところNコン課題曲用の混声三部版と女性三部版の楽譜しか見たことがないですね。おそらく他の編制版は作られていないのではないでしょうか。見つかったら追記します。

 「証」の歌詞には「あたり前の温もり 失くして 初めて気づく」や「またねって言葉の儚さ 叶わない約束」など恋愛を想像させるような言葉も入っています。中学生のみなさんが感情を込めやすい内容になっているのではないでしょうか。また、「僕は僕の夢へと 君は君の夢を」「絆を胸に秘め 僕も歩き出す」などの歌詞のように卒業式にもぴったりの合唱曲になっています。

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合唱曲「証」の歌い方のコツとポイント

証(あかし)

証(あかし)

  • レガーロ東京, 中央大学グリークラブ & 古橋富士雄
  • チルドレン・ミュージック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 それでは、いよいよ合唱曲「証」の歌い方のコツとポイントについて解説していきます!ちなみにNコン版の混声3部合唱編を解説していきます。編曲が違う混声三部版も存在しますので、楽譜購入などの際には気を付けてください。

「証」前奏~1番Aメロのコツとポイント

  物静かな雰囲気のピアノによる前奏の後、ソプラノパートから歌が始まります。ソプラノパートが主旋律をとり、アルトパートがハミングで歌います。アルトのハミングはボリュームも抑えめに優しく歌いましょう。その後「振るのがやっとで」からソプラノとアルトのハモリになります。一発で確実に音を取れるように練習しておきましょう。

 「声に出したら」からはソプラノとアルトでのハモリが続きます。男声パートは出だしはしばらくお休みです。女声パート特有の繊細さを出せるように、きれいな裏声で歌いましょうね。男性パートがハミングを取る編曲もあります。その際も男声パートのボリュームは抑えめにしてくださいね。

 

「証」1番Bメロのコツとポイント

  「あたり前の温もり」の部分から男声パートが合流してきます。男声パートがやや遅れて入ってきますが、その後は女声パートも男声パートも同じリズムを取ります。ハーモニー勝負になる部分ですね。「証」は全体的に掛け合いよりもハーモニー重視の合唱曲です。音取りの練習をしっかりしておきましょう。

 BメロからはボリュームもAメロよりぐっとアップして盛り上げていきます。Aメロとの対比が出るよう、しかしサビより盛り上げすぎないよう、ちょうどいい声量をねらうのが難しいと思います。ポイントはAメロで声量を抑えておくことです。抑えた部分が無いと声量の大きい部分が目立たなくなってメリハリが付きませんからね。

 「寂しさ 噛み締めて 歩み出す」の部分は最後の伸ばす「さ」「て」「す」をしっかり伸ばし切ることがポイントです。同じようなフレーズが3回繰り返されますので、単調にならないように長音の部分をしっかり伸ばせるよう、直前のブレスを意識的に深めにとってください。「寂しさ」「噛み締めて」は強めに「歩み出す」をほんの少しだけ抑えて歌うのがポイントです。その後の「勇気抱いて」を再び強く歌いましょう。「歩み出す」をちょっとだけ抑えておくことで「勇気抱いて」の盛り上がりが強調されます。「抱いて」の最後の「て」は伸ばさずに短く切りましょう。ピアノとユニゾンになる部分ですので、短く切ることで緊迫感が出せますよ。

 

「証」1番サビのコツとポイント

 「溢れ出す涙が 君を遮る前に」の歌詞からサビが始まります。個人的にはとってもflumpoolらしい旋律でとっても好きです。付点8分音符や16分音符+8分音符の組み合わせによる跳ねるようなリズム(シンコペーション)が効いていますから、まずはこのリズムにしっかりと乗れるようにしましょう。歌うだけでなく、手拍子などで確認していくといいですよ。

 また、サビの前半は主旋律はアルト、ソプラノが超高音でハモります。サビの前半のソプラノは伸びのある高音で緊迫感のある雰囲気を演出したいです。しかも、ボリュームはあまり落としたくないですね。ブレスを深く取りつつ綺麗な裏声で声量を大きく出せるように練習しましょう。裏声のコツはちょっと古いですが、マイケルジャクソンの「フォー」というシャウトの発声が参考になります。よかったら聞いてみてください。

 男声パートは基本的にアルトと同じようなリズムと旋律ですが、「許しあえたこと」の部分では声量を上げて、主旋律よりボリュームを大きくするつもりで歌いましょう。そうするとハモり感が演出出来て鳥肌ものになりますよ!

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「証」2番Aメロのコツとポイント

 2番のAメロは男声パートはがかなり前に出てきます。「願い続けてよ」の部分は先ほども出てきた主旋律ではない男声パートが声量を上げて、ハモリの鳥肌感を演出する部分です。混声3部合唱では男声パートが時折このテクニックを混ぜるようにすると、曲にメリハリがついていいですよ。

 「その声は届くから」の男声パートは主旋律とかなりリズムが違います。歌いにくい部分なので、パート練習でも重点的に練習しましょう。先ほどもちょっと書きましたが、リズムが取りにくいときは手拍子も使って確認するのがポイントです。

 

「証」2番Bメロのコツとポイント

  「僕がもしも」Bメロ出だしの部分では、男声パートはが少し早めに歌い出します。タイミングに気を付けましょう。それ以外は、基本的には1番のBメロのコツやポイントはあまり変わりません。1番と同じように「あの時の」をちょっとだけ声量を抑えるのがポイントになります。

 

「証」2番サビのコツとポイント

  2番のサビのポイントは1番とほぼ同じです。ソプラノの繊細で強いハミングをここでも響かせましょう。2番のサビ終了後に間奏に入ります。

 

「証」ラストサビのコツとポイント

 間奏が終わった後のラストのサビは2回繰り返されます。ラストサビの1回目「またねって言葉の儚さ」からは男声パートが主旋律を取ります。1回目はテンポもゆっくりになり伴奏の音量も抑えられて全体的に引いた部分になります。引いた部分でボリュームを抑えておくのはその後のサビを盛り上げるためのメリハリとして大事になります。だ声量を上げすぎないように気を付けましょう。

 1回目の後半「なのに追憶の欠片を」からはボリュームを少し上げて緊迫感を出します。「君の居ないページは無い」でさらにクレッシェンドしていき、盛り上げてサビの2回目へつなげましょう。特に「なーい」と伸ばす部分の「なー」でクレッシェンドできるとベストです。伸ばしながら音量を上げていきます。そのためには直前のブレス(息継ぎ)をしっかりとっておきましょう。合唱ではブレスを意識するのは基本的ですがとっても大事なコツの1つです。

 「溢れ出す涙 拭う頃」からラストサビの2回目になります。転調し音が半音上がります。リズムはほぼ全パート一緒ですが「ありがとう」の部分はハモリのソプラノパートがボリュームを上げて緊迫感を演出しましょう。

 「傷つけあって」からソプラノの超高音ハミングが入りますが、こちらもボリュームは大きめです。主旋律を食ってしまうくらいの気持ちで歌いましょう。主旋律が目立たなくなるようで心配ですが、ここもハモリが前に出た方が緊迫感が上がります。ハモりを強調した分「絆を胸に秘め 僕も歩き出す」の最後の部分は全パートリズムをしっかり合わせてまとめてください。

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合唱曲「証」ピアノ伴奏のコツとポイント

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 1番、2番ともにAメロからBメロまでは基本的なアルペジオやコード弾きが続きますので、それほど難易度は高くないと思います。時々和音の高音へ指を運ぶ動きがあるので、その部分でミスタッチしないように気を付けましょう。また、Bメロ最後の「勇気 抱いて」の「抱いて」の部分を合唱としっかりタイミングを合わせ、タッチを強めに弾いて、サビへの布石にしてください。

 苦労するのはサビの部分の伴奏だと思います。とにかく手数が多いです。合唱の倍速くらいの感覚で弾いていくことになりますので、サビ部分の伴奏練習に時間をかけましょう。「証」の伴奏の一番特徴的な部分と言ってもいいでここをしっかり決めれるようにしたいです。

 間奏はコード弾きメインですが左手と右手のタイミングを取るのが難しいと思います。ピアノソロというよりは、ギターソロに感覚が近いのではないでしょうか。ダンパーペダルは使わずに、休符部分を意識して、切れ味を出すようにしてください。

 ラストサビの伴奏はスタッカートのコード弾きメインになります。動き自体はそれほど難しくありませんが、ダンパーペダルに頼れませんので、ピアニストの地力が出る部分と言えるでしょう。頑張ってくださいね!

 

 さて、今回は人気の高い合唱曲「証」について徹底解説してきましたがいかがでしたでしょうか。「証」はNコン課題曲だったということや、flumpoolの曲ということで知名度も高いですから、完成度の高い合唱を披露できれば、聴き手の心もつかみやすいと思います。是非完全マスターして合唱コンクール完全燃焼しちゃってください!

 それでは、今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

第78回(平成23年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲 中学校混声三部合唱 証

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