当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。フィギュアスケートシーズンとなり、今年もフィギュアスケート観戦に夢中のあんです。
今回は観戦歴15年越えのフィギュアおたくのあんが、2019~2020シーズンの男子フィギュアスケート現役選手人気ランキングを作成してみました!とにかくイケメンな選手たちとカッコいい見た目だけには収まりきらないその実力にも迫っていきます。
男子フィギュア界は4回転が当たり前になって数シーズンが経ちました。高得点化の進む男子フィギュアスケート界も今季は話題がいっぱいです。
そんな注目の男子フィギュアスケート選手たちをランキング形式でご紹介していきますね。
それでは、よろしくお願いします。
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男子フィギュアスケート現役選手人気ランキング作成方法
- 測定方法:Googleの検索ヒット件数
- 選手のフルネームを検索ワードとして指定
- 測定日時:2019年11月4日
ランキング発表の前に、まずはランキングの作成方法について簡単にご説明しておきます。
ブロガーらしくGoogleの検索ヒット件数でランキングを作成してみました。Googleの検索ヒット件数とは、パソコンでGoogle検索をした時にページの左上に表示されるキーワードのヒット件数です。(スマホでは出ません)
検索ヒット件数が多いほどその選手の名前がインターネット上で使われている回数が多いということになります。
検索ワードには男子フィギュアスケート選手のフルネームを使用しました。海外の選手については片仮名で検索しています。つまり日本で人気のある選手のランキングということになります。
対象選手はISUフィギュアスケート世界ランキングの3シーズン累計版(2019年10月27日現在)の上位選手を中心に、私の個人的な好みで抜粋いたしました!ちょっと偏見が入っているかもしれませんが、ご了承ください(;^_^A
「ぜひ、この選手は入れてほしい!」という男子フィギュアスケート現役選手がいましたら、ご遠慮なくコメントくださいね。
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男子フィギュアスケート現役選手人気ランキング!
それではさっそく、男子フィギアスケートの現役選手人気ランキングを発表していきます!解説中に書かれている世界ランキングは2019年10月27日現在のものです。
また、パーソナルベストについては、昨シーズン(2018~2019シーズン)から採点方式とルール改訂が入りましたが、新ルールになってからの試合数がまだ少ないことを考慮して、2017~2018シーズンまでのものも入れてあります。ご了承ください。
ランキング第10位:マッテオ・リッツォ選手(イタリア)
- 検索ヒット数:37,500件
- 生年月日:1998年9月5日
- 身長:171cm
- 世界ランキング8位
- パーソナルベストスコア: 260.53(2019国別対抗戦)
ランキング第10位は、イタリアのマッテオ・リッツォ選手です。ジュニア時代の下積みが長かった選手ですが、平昌オリンピックや世界選手権にも出場経験があるなど、大舞台を経験してきている選手です。
平昌オリンピックでは21位、2018~2019シーズンの世界選手権では7位と健闘しています。特筆すべきはパーソナルベストが2019の国別対抗戦で叩き出されている点でしょう。まだまだ伸びしろがありそうな感じがします。
グランプリシリーズへの本格参戦は2018~2019シーズンからとなっています。今季の2019~2020シーズンのグランプリシリーズではスケートカナダと中国杯に出場予定です。
2019GPシリーズスケートカナダでは6位となっています。エース不在のイタリアの期待の星です。
ランキング第9位:ドミトリー・アリエフ選手(ロシア)
- 検索ヒット数:51,100件
- 生年月日:1999年6月1日
- 身長:173cm
- 世界ランキング11位
- パーソナルベストスコア:274.06(2017欧州選手権)
ランキング第9位はロシアのドミトリー・アリエフ選手です。平昌オリンピックにも出場経験があり7位と健闘しています。シニアへの本格参戦は2017~2018シーズンからです。シニアデビューのシーズンにオリンピックで7位という成績は見事だと思います。
ただし、2018~2019シーズンのグランプリシリーズはNHK杯が5位、フランス杯が4位と残念ながらGPファイナル進出は逃してしまいました。
2019~2020シーズンのGPシリーズにはロシア大会とスケートアメリカに出場予定です。スケートアメリカでは3位表彰台に入るなど、GPファイナル進出の可能性を残しています。
ロシアのエース、ミハイル・コリヤダ選手が2019~2020シーズンは健康上の問題のため最低1か月は欠場とのことですから、ロシア国内でもドミトリー・アリエフ選手に期待が集まっているのではないでしょうか。
ランキング第8位:ヴィンセント・ジョウ選手(アメリカ)
- 検索ヒット数:237,000件
- 生年月日:2000年10月25日
- 身長:175cm
- 世界ランキング5位
- パーソナルベストスコア:299.01(2019国別対抗戦)
ランキング第8位はアメリカのヴィンセント・ジョウ選手です。まず注目なのはパーソナルベストでしょう。高得点化の進む現在の男子フィギュアでは、290~300以上の点数がトップ争いには必要です。その得点を満たしている299.01という高得点を取れる実力は今後の日本勢の脅威になることは間違いないでしょう。
平昌オリンピックにも出場経験があり6位と健闘しています。大舞台の経験もありますから精神的にもタフなはず。2018~2019シーズンもGPファイナル進出は逃しましたが、同シーズンの世界選手権で3位銅メダルを獲得しています。
2019~2020シーズンは大学での学問に専念するためGPシリーズは棄権しています。今後の動向が気になる選手です。世界選手権までに調整が間に合うかどうか注目です。
また、複数種類の4回転ジャンプを跳べる技術力の高い選手です。なんとジュニア時代から4回転ジャンプを跳んでいました。しかも4回転で一番難しいルッツを含む3つの4回転ジャンプを成功させて2016~2017シーズンの世界ジュニア選手権で優勝するなど非常に力のある選手です。ちなみにその時の得点はジュニアの歴代最高得点でした。
今後非常に伸びてくる可能性の高い選手として注目です。
ランキング第7位:友野一希選手(日本)
- 検索ヒット数:278,000件
- 生年月日:1998年5月15日
- 身長:160cm
- 世界ランキング20位
- パーソナルベストスコア:238.73(2018GPシリーズロシア)
ランキング第7位は友野一希選手です。ジュニア時代には中々戦績に結びつかずに苦労をしてきた友野一希選手ですが、2016~2017シーズンの全日本選手権5位入賞をきっかけに戦績も伸ばしてきました。
2017~2018シーズンからはグランプリシリーズにも参戦し、そのシーズンの世界選手権で5位と大健闘します。2019~2020シーズンも全日本選手権4位、グランプリシリーズのロシア大会で3位に入るなど、着実に力を伸ばしてきています。
ジュニア時代はジャンプが苦手でしたが、シニアデビューしてからは4回転サルコウを跳べるようになり、2019~2020の今シーズンからは4回転トウループもプログラムに組み込んできています。練習量で打ち勝ってきた選手と言えるでしょう。
ジャンプ以外の要素ではスピンを得意とする選手です。スケーティングスピードも速く課題とされていたステップも上達が著しい選手です。努力の積み上げで伸びてきた選手ですので、個人的に力を入れて応援したい選手の1人でもあります。
2019~2020シーズンのグランプリシリーズではスケートアメリカで5位に入りました。その後はGPシリーズロシア大会に出場予定です。力いっぱい応援したいと思っています。
ランキング第6位:チャ・ジュンファン選手(韓国)
- 検索ヒット数:417,000件
- 生年月日:2001年10月21日
- 身長:178cm
- 世界ランキング12位
- パーソナルベストスコア:263.49(2018GPファイナル)
ランキング第6位は韓国のチャ・ジュンファン選手です。2018~2019のグランプリシリーズからシニアに本格参戦しています。2018~2019シーズンのGPシリーズの戦績はスケートカナダで3位、フィンランド大会で3位に入り、堂々のGPファイナル進出を果たしています。初参戦のGPファイナルでも銅メダルを取り表彰台に乗るなど、急速に力を伸ばしてきている選手です。
2019~2020シーズンはGPシリーズスケートアメリカと中国杯に参戦予定です。GPシリーズスケートアメリカでは8位と少々不本意な成績でしたが、今後の活躍が期待されます。
2018~2019シーズンはジャンプの回転不足による減点が目立ちました。その点をどう対策してきているかが今季の活躍のポイントになるでしょう。
余談ですけど、かなりのイケメンさんでジャニーズ系の感じです。実力が上がってくれば男子フィギュアスケート界のアイドルとして、羽生王子や宇野昌磨選手とかなりのいい勝負になると思います。
羽生結弦選手と宇野昌磨選手、チャ・ジュンファン選手の3人でグループ作ってくれないかな…なんて妄想したり…(;^_^A
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ランキング第5位:金博洋(ボーヤン・ジン)選手(中国)
- 検索ヒット数:1,090,000件
- 生年月日:1997年10月3日
- 身長:170cm
- 世界ランキング10位
- パーソナルベストスコア:303.58 (2017世界選手権)
第5位は金博洋(ボーヤン・ジン)選手です。検索は片仮名ではなく「金博洋」の表記で行いました。ちなみにボーヤン・ジンとは英語表記の場合の名称です。中国の絶対的エースです。
グランプリシリーズには2015~2016シーズンから参戦しています。GPシリーズ初参戦でGPファイナル進出を果たし5位に入っています。同シーズンの世界選手権でも3位銅メダルとセンセーショナルなシニアデビューを果たしました。シニアデビュー直後から驚異的な4回転ジャンプの技術で注目を集めた選手です。
その後も2016~」2017シーズンの世界選手権で銅メダル獲得、2017~2018シーズンの平昌オリンピックで4位、2018~2019シーズンの世界選手権で5位と活躍しています。しかし、複数種類の4回転を跳べる高い技術力を持っている点から考えると、総合力で少々伸び悩み気味とも捉えられる戦績です。
4回転ジャンプはトウループ、サルコウを初めとして、一番難度の高いルッツジャンプも跳ぶことができます。世界で初めて4回転ルッツと3回転トウループのコンビネーションジャンプを決めた選手でもあります。
このようにジャンプの技術力が大変高い選手ですから、爆発力は持っています。安定感が上がり、うまくプログラムの内容が噛み合ってくれば、303.58のパーソナルベストを上回る可能性もあるでしょう。
ランキング第4位:ネイサン・チェン選手(アメリカ)
- 検索ヒット数:3,920,000件
- 生年月日:1999年5月5日
- 身長:166cm
- 世界ランキング1位
- パーソナルベストスコア:323.42(2019世界選手権)現世界記録
ランキング第4位はアメリカのネイサン・チェン選手です。身長166㎝と男子フィギュアスケートの選手としてはそれほど体格に恵まれているわけではありませんが、驚異的なジャンプの技術で、5種類の4回転ジャンプ(トウループ、サルコウ、ループ、フリップ、ルッツ)を跳ぶことができます。4回転ジャンプを多数プログラムに入れ得点を伸ばしてきた4回転ジャンプの申し子です。
10代半ばまで体操を習っていたそうで、その体操の技術がフィギュアスケートのジャンプにも生かされていると言われています。羽生結弦選手と激しいライバル争いをしてきた現世界王者です。
2016~2017シーズンからグランプリシリーズに参戦し、初参戦でグランプリファイナル進出を果たしました。GPファイナルでは銀メダルを獲得し、一気に世界の注目を集めています。羽生結弦選手との激闘も2016~2017シーズンから続いています。
2017~2018シーズンでは平昌オリンピックでは5位に終わりますが、世界選手権金メダル、GPファナイル金メダルと4回転ジャンプを武器に大活躍しました。2018~2019シーズンも世界選手権金メダル、グランプリファイナルは2連覇となる金メダルと勢いが衰える影は微塵も見えません。
羽生結弦選手をはじめとした日本勢の最大のライバルと言っていいでしょう。
ランキング第3位:田中刑事選手(日本)
- 検索ヒット数:18,100,100件
- 生年月日:1994年11月22日
- 身長:172cm
- 世界ランキング13位
- パーソナルベストスコア:260.31(2018四大陸選手権)
ランキング第3位は日本の田中刑事選手です。刑事(けいじ)という特徴的な名前から、フィギュアスケートファンの間では「デカ」という愛称で親しまれています。
2015~2016シーズンの全日本選手権で4位に入ったあたりから頭角を現し、2017~2018シーズンは全日本選手権銀メダル、四大陸選手権4位と奮闘します。平昌オリンピックにも出場しましたが18位と残念な結果に終わっています。
2018~2019シーズンは全日本選手権銅メダルと、日本国内では強さを見せていますが、世界で戦える力を伸ばしていけるかどうかが今後の課題でしょう。
2019~2020シーズンのグランプリシリーズのスケートカナダでは3位表彰台を獲得しました。今後も世界大会での成績をどんどん伸ばしていってほしいところです。4回転ジャンプもサルコウを跳ぶことができますが、世界で活躍するためには精度を上げていく必要があるでしょう。
ランキング第2位:宇野昌磨選手(日本)
- 検索ヒット数:19,300,000件
- 生年月日:1997年12月17日
- 身長:158cm
- 世界ランキング2位
- パーソナルベストスコア: 289.12(2019四大陸選手権)
ランキング第2位は、日本の宇野昌磨選手です。ジャンプでは4回転フリップを世界で初めて公式試合で決めた選手でもあります。
4回転ジャンプは、フリップ、ループ、サルコウ、トウループの4種類を跳ぶことができます。中でもフリップはかなり成功率と加点が高いことで有名です。また、ジャンプ前や着氷後にイーグルという足を外側に開いて1直線にする形を入れるのが得意な選手でもあります。ジャンプ前や着氷後の構えの時間も短いのも特徴です。
さらにジャンプだけでなくスピンやステップでの技術力も非常に高い選手です。コンビネーションスピンで満点を獲得したこともあります。宇野昌磨選手本人も「フィギュアスケートはジャンプだけではない」とコメントするほど、スピンやステップにもこだわりをもつ選手です。
2015~2016シーズンからグランプリシリーズに参戦し、初参戦でグランプリファイナル進出を果たします。初参戦のグランプリファイナルで銅メダルを獲得しました。
その後、2016~2017シーズンでは世界選手権銀メダル、グランプリファイナル銅メダル四大陸選手権銅メダルと世界のトップで活躍するようになりました。
2017~2018シーズンでは平昌オリンピック銀メダル、世界選手権銀メダル、グランプリファイナル銀メダルと、世界の舞台でも表彰台の常連となります
2018~2019シーズンは世界選手権4位、グランプリファイナル銀メダル、四大陸選手権金メダルと活躍していますが、中々金メダルに手が届かない印象があり、本人も世界のトップに立つことを目指して奮闘していることでしょう。
また、新採点方式になってから得点が伸びていないのも気になります。旧採点方式では319.84を叩き出したこともある宇野選手ですから、今後のさらなる飛躍に期待したいです。
2019~2020シーズンのグランプリシリーズはフランス杯で8位と出遅れています。宇野昌磨選手本人もかなり悔しかったようです。グランプリファイナル進出の可能性はかなり低くなりましたが、世界選手権での活躍を目指して調整を進めていってほしいです。気になるのは現在コーチを付けてないという点です。この点が今後どのように影響するかも注目でしょう。
ランキング第1位:羽生結弦選手(日本)
- 検索ヒット数:25,000,000件
- 生年月日:1994年12月7日
- 身長:172cm
- 世界ランキング3位
- パーソナルベストスコア:322.59(2019GPSスケートカナダ)
男子フィギュアスケート現役選手人気ランキング、堂々の1位は羽生結弦選手です!かつての世界記録保持者(旧採点方式330.43)でもあります。ジャンプだけでなく、スピン、ステップの技術も高く表現力も豊かな総合力の大変高い選手です。特にスピンは男子の選手で行う選手はほとんどいないピールマンスピンをもっているのが特徴でしょう。
4回転ジャンプもトウループ、サルコウ、ループ、ルッツの4種類をプログラムに組み込んだことがありますが、得意としているのは4回転トウループと4回転サルコウです。 世界初となる4回転トウループとトリプルアクセルのコンビネーションジャンプを成功させた選手でもあります。
このコンビネーションジャンプ、かなり難しいんですよね。4回転トウループの着氷の脚が右足になりトリプルアクセルの踏切足が左足になりますので、軸足の入れ替えが必要になります。体の向きも反転させなくてはいけないので、本当に「よく跳べるな」と感じると共に、軸足への負担が大きそうでちょっと心配にもなりますが…。
また、トリプルアクセルの美しさと安定感は世界一と言われている選手です。
2011~2012シーズンの世界選手権で銅メダルを取ったあたりから実力をぐんぐんと伸ばし、グランプリファイナルは2013~2014シーズンから2016~2017シーズンまで金メダルの4連覇を成し遂げています。
また、オリンピックも2013~2014のソチオリンピック金メダル、2017~2018の平昌オリンピックも金メダルとオリンピック2連覇の偉業も成し遂げました。
特に2013~2014シーズンはオリンピック、世界選手権、グランプリファイナル全てで金メダルと3冠王となっています。2013~2014シーズンから2016~2017シーズンあたりまでは向かうところ敵なしという感じでした。
しかし2017~2018シーズンから怪我での欠場が多くなってきています。ライバルのネイサン・チェン選手の台頭で、フィギュアスケート4回転時代に対応していくため、4回転の種類を増やすための練習中での怪我が多いです。
そろそろベテランと言われる年齢に差し掛かってきた羽生結弦選手ですが、いかに怪我や無理をせずにプログラムの難度を上げていくかが、今後のさらなる活躍のキーポイントとなりそうです。
さて、今回は2019~2020シーズンの男子フィギュアスケート現役選手の人気ランキングをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
男子のフィギュアスケートは4回転が跳べないと世界で戦えない状態になっています。その分見ごたえがありますが、選手の怪我の可能性も以前より上がってきています。
レベルが上がるのは嬉しいですが、選手の皆さんには怪我に気を付けてシーズンを戦い抜いてほしいなと思っているところです。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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