こんにちは。BUMP OF CHICKEN大好きなあんです。今回はBUMP OF CHICKENのおすすめ曲を5曲ご紹介したいと思います。ヒット曲を並べても面白くありませんので、「リボン」以外は厳選させていただきまして、新旧入り混じったご紹介です。どれも私の価値観に少なからず影響を与えたり、閉塞感のある時に救ってくれたりした曲でもあります。ちょっと悩みを抱えている方には、是非お勧めの曲が多いので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
BUMP OF CHICKEN おすすめ5曲
「リボン」
2017年5月に発売されたシングルの新曲です。久々にBUMP OF CHICKEN がミドルビートの4ピースのみのギータバンドアレンジとして発表したシングル曲です。BUMP OF CHICKEN のギターサウンドの魅力は、よい意味で激しすぎないところだと思っているのですが、そういう魅力を存分に感じられる曲だと思います。ギターのアルペジオが細かく刻まれた前奏から始まり、曲を通して弾き続けられます。ちょっと原点回帰のような感じもして、昔からのファンにも嬉しい曲かなと思います。これぐらいのテンポの曲が一番ボーカルの藤原さんの歌声を楽しめるとも思います。
きっとこの歌の主人公は、これから一緒に旅立つパートナーがいるのでしょう。同じものを見て同じことを感じられるそんなパートナー(あえて恋人とは言いません)との絆があることの心強さを感じる世界観を表現した歌詞が魅力的です。
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「ロストマン」 アルバム『ユグドラシル』収録
失恋した、もしくは大事な誰かを失った男の子が主人公という曲の舞台設定になっています。主人公は曲の前半ではまだ迷子のままです。迷子の比喩として出てくる羅針盤も行く先を教えてはくれません。曲が進むにつれて主人公は一人で旅立つ決意を固めます。過去を思い出として次の目的地を目指そうと決めたとき、壊れていた羅針盤が動き出し、自分の今の位置を出発点と改めて決めて旅立ちます。端的に言えば、失恋から立ち直り新たに旅立つ歌だと私は思っています。
非常にBUMP OF CHICKEN らしいのは、例え間違った選択をしていたとしても、その果てに「正しさ」と「再会」を願うという形で曲が閉められているところではないでしょうか。「正しさ」というのは客観的な正しさではなく、自分の中の納得感ともいえるかもしれません。しかし、この主人公ちょっと未練たらたらですね。でも、思わず共感してしまいます。
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN,藤原基央
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- 発売日: 2004/08/25
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「ベンチとコーヒー」 アルバム『Jupiter』収録
かなりやる気のない男の子が主人公です。私は仕事を始めたばかりの頃、「今日はやる気でないな…」というときによく聴いていました。いろいろな人たちを眺めながら、主人公が自分の欠点を嘆きつつも、周りにの人たちのささやかな幸せを祈るというような曲の内容になっています。自分の欠点が気になってしょうがないときなどに聴くといいかもしれません。聴いていると、自分の欠点を「まぁいいか」と流してしまえる気にさせてくれる曲です。
でもこの主人公、自分が欠点だらけだと嘆いていますが、それを全然気にせず肩ひじ張らずに受け入れてくれるパートナーがいるのです。ちょっと羨ましいですね。ちょっとどころではないかも…。
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN,Motoo Fujiwara,Hiroaki Masukawa
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「arrows」 アルバム『orbital period』収録
BUMP OF CHICKEN が得意とするストーリー性のある曲です。迷子と迷子が出会う舞台設定の曲となっています。静かな編曲のミドルバラードです。コンプレックスに悩む方に、ぜひこの曲を聴いていただきたいと思っています。
私自身、この曲を聴く前までは、自分の苦手なことや克服しなけらばならないことは「荷物」だと思っていました。その「荷物」を背負って生きていかなければならないのだと。でも、この曲を聴いて「荷物」だと思っていた時点で間違いだったんだと気が付きました。「荷物」じゃなく「自分でいられるために必要な物」なんだって。背負うのではなく受け入れるのだなと思い直し、心がすごく楽になりました。
BUMP OF CHICKEN の曲は時に人生観を変えてくれます。この曲もそういう曲の一つだと思います。
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN
- 出版社/メーカー: TOY'S FACTORY Inc.(VAP)(M)
- 発売日: 2007/12/19
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「プレゼント」 アルバム『present from you』収録
アルバム『THE LIVING DEAD』の1曲目「opening」のメロディーを発展させて作られた曲です。『THE LIVING DEAD』の「opening」はボーカルに、まだ粗削りな面が感じられます。比較して聴くと藤原さんのボーカリストとしての成熟を感じることのできる曲ともいえるでしょう。
正直に言って、この曲はすごいです。発売から10年たった今でも、聴くといつも泣いてしまいます。私はこの曲に人生を何度も救われました。もしこのブログをご覧になっているあなたが、孤独を感じたり、自己肯定感がもてずに、行き詰まっているのならば、ぜひこの曲を聴いて力をもらってほしいと思います。きっと自分は大丈夫と思わせてくれる曲です。でもそういう感情を不思議と押し付ける感じではなく、そっと寄り添ってくれるように表現していると思います。こういう曲はBUMP OF CHICKEN にしか書けないと思います。BUMP OF CHICKEN のなかで1番聴いていただきたいと思う曲の1つです。
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN
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- 発売日: 2008/06/18
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今日は私の価値観や悩める時期を突破するのに力を貸してくれた、BUMP OF CHICKEN の曲をいくつかご紹介させていただきました。いかがでしたか。後半ちょっと個人的に力が入りすぎてしまったようにも思いますが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
BUMP OF CHICKEN については、他の記事もありますので、よかったらご覧ください。よろしくお願いします。