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【簿記3級】貸借対照表~覚えると仕訳が楽になる!

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 当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。会計的お仕事女子のあんがお送りする簿記3級シリーズ記事です。今回は簿記3級で作成する帳簿の1つ、貸借対照表について詳しく解説していきたいと思います。

 貸借対照表は決算の時に作る帳簿の1つですが、簿記3級でも貸借対照表の作成問題がよく出題されますので、貸借対照表の仕組みをしっかり理解しておくのは大切ですよ。

 それでは、今日もよろしくお願いいたします。

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貸借対照表とは

 貸借対照表とはその企業の資産状況を表す帳簿になります。簿記3級では個人事業主を対象としていますので、その個人事業主がどのような財政状態にあるかを表す帳簿となります。

 ものすごく簡単に言えば、資産が多いのか借金が多いのかを表す帳簿だと思っていただいてほぼ間違いありません。

 貸借対照表を読めるようになると、その企業の財政状態が健全なのか、危機的な状態なのかも分かるようになります。投資などをしている方は、貸借対照表が読めると投資先とするかどうかの判断材料にもなりますね。

 

貸借対照表を作る時期と別名

 貸借対照表は決算の時に作成されます。決算時にその企業の財務状態を明らかにするという訳です。

 ちなみに、貸借対照表は英語ではバランスシート(Balance Sheet)と呼ばれます。略してB/S(ビーエス)と呼ばれることもあります。経済系の新聞を読んでいると、この呼び方で出てくることが多いですよ。

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貸借対照表の構成

 では、早速貸借対照表の構成を見ていきましょう。その前に簿記では帳簿の左側を借方、右側を貸方と言います。簿記の基本なので覚えてくださいね。説明も借方、貸方の言葉を使って進めていきます。

 また、貸借対照表の構成を覚えると、簿記で一番作業の多い仕訳がとても楽になります。なので、まずは貸借対照表の配置をしっかり覚えましょう。

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  • 貸借対照表の借方(左側)…資産
  • 貸借対照表の貸方(右側)…負債と純資産

貸借対照表に入る勘定科目

 貸借対照表の資産、負債、純資産に入る内容(勘定科目)はそれぞれ決まっています。覚えておくと仕訳がとても楽になりますよ。また資産や負債という言葉のイメージから資産や負債がどのようなものになるのかも大体想像できます。

 ここが、まず簿記の基本として貸借対照表の構成を覚えてくださいという理由になります。

 また、貸借対照表などの帳簿に記載される内容は勘定科目と呼ばれます。勘定科目も簿記で覚えなければならないものの1つですが、貸借対照表の構成を先に覚えておくと、勘定科目の意味も貸借対照表と関連付けて覚えられるので、勘定科目も覚えやすくなります。

 

貸借対照表の資産に入る主な勘定科目

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  • 現金(紙幣や硬貨など)
  • 建物(店舗、倉庫、事務所など)
  • 備品(机、椅子、金庫、パソコンなど)
  • 車両運搬具(トラック、営業車など)
  • 土地(店舗や倉庫、駐車場のための敷地など)
  • 貸付金(貸した現金を後日受け取る約束をしたもの)
  • 売掛金(商品を売ったときに代金を後日受け取る約束をしたもの)

 このように資産とは持っていると財政状況がプラスになるものです。現金に変えられる価値のあるものとして捉えておくとイメージしやすいと思います。

 

貸借対照表の負債に入る主な勘定科目

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  • 借入金(借りたお金を後日支払う約束をしたもの)
  • 買掛金(商品を仕入れるときに、すぐに現金で払わず後日払う約束をしたもの)

 負債は簡単に言えば借金のことです。現金を借りる「借入金」も借金ですが、仕入れを行い、後日現金を支払う約束をしたものも「買掛金」と言われ、負債に入ります。「買掛金」は簡単に言えばツケのことですね。

 

貸借対照表の純資産に入る主な勘定科目

  • 資本金(営業を開始するための元手)

 純資産とは資産から負債を差し引いた金額のことです。営業を始めたときの資金と、営業活動で得た収益を合わせたもので、その企業が持つ余剰資産と考えるといいでしょう。そのため、資本金が大きければ大きいほどその企業の体力があるということになります。

 

貸借対照表のきまり

 貸借対照表の借方の合計金額と貸方の合計金額は等しくなります。

  • 資産=負債+純資産
  • 資産-負債=純資産

 という式が成立することになります。借方の合計金額と貸方の合計金額が合わないときは、その貸借対照表はどこかが間違っているということになります。

 

貸借対照表の構成を覚えると仕訳が楽に!

 貸借対照表の構成と仕訳は密接に関係しています。

  • 資産が増える→借方に仕訳
  • 負債が増える→貸方に仕訳

 このように、資産や負債が増えたときは、貸借対照表と同じ側に仕訳されます。これは資産が増えると貸借対照表に載せる資産も増えるからです。

 現金が増えれば資産が増えるので、貸借対照表にの借方に載せる現金が増えるというわけです。同じように借入金が増えれば負債が増えるので、貸借対照表の貸方に記載する借入金が増えるという関係になっています。

 これと逆の場合を考えてみましょう。

  • 資産が減る→貸方に仕訳
  • 負債が減る→借方に仕訳

 増えたときとは逆の方向に仕訳することになります。現金が減れば、貸借対照表のに載せる現金を減らさなければなりません。そのときに、反対側の貸方に仕訳して現金を打ち消すということになります。

 同じように借入金が減れば負債を減らさなければなりませんので、貸借対照表の負債の反対側の借方に借入金を仕分けして借入金を打ち消すというわけです。

 簿記ではマイナスという考え方はほとんど使いません。貸借対照表や損益計算書の配置の反対側に仕訳して打ち消すという方法で減った場合の対処をするのです。ですから、貸借対照表や損益計算書の構成を先に覚えた方が仕訳が楽になるのです。

 ちなみに、打ち消す仕訳をするのは貸借対照表に載る勘定科目だけです。損益計算書にのる勘定科目では打ち消しの仕訳は基本的にはありません。

<損益計算書の記事を参照したい方はこちらをどうぞ>

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 さて、今回は簿記3級で扱う重要な帳簿の1つ、貸借対照表について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 貸借対照表を覚えることは簿記3級合格への近道になります。ぜひ、先ほど出てきた貸借対照表の略図を何回も書いて、その配置を覚えましょう。図で描く方が覚えやすくていいですよ。

 それでは、簿記3級合格目指して頑張ってくださいね。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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