空から降りてくるものたち

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作曲の仕方⑤~曲の構成を考え曲に仕上げる!~

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 最近調子に乗ってシリーズ化してしまっている作曲法の記事です。皆さんから予想以上にご好評いただいているようで、とっても嬉しいです。ありがとうございます。

 前回までで、8小節単位のフレーズを作れるようになっていることを目標に記事を書いてみました。今回はそのフレーズを組み合わせて、1つの曲にまとめるために、曲の構成についてお話していきたいと思います。今回もできるだけ簡単に、初心者の方にもわかりやすく進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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曲を構成する要素について

 曲構成についてお話しする際に、まずは知っておいてほしい用語がありますので、そちらを簡単にご紹介したいと思います。呼び方については、パターンがいくつかありますが、今回は一番スタンダードだと思われるものをご紹介します。

  • Aメロ…最初のメロディーです。
  • Bメロ…2番目に出てくるメロディーです。
  • サビ…一番盛り上がる部分のメロディーです。
  • Cメロ…サビが終わった後などに繋ぎの様な形で出てくるメロディーです。

 前奏(イントロ)、間奏、後奏(アウトロ)は説明不要かと思い省略しました。現在のPOPSやROCK、合唱曲は、ほとんどの曲が上記の部分に分けて考えることができます。しかもそれぞれ8小節を最小単位として構成されていることがほとんどです。こうして改めて見てみると、曲というのは、あらかじめ定められた決まりがあり、それにのっとって作られていることがほとんどなのです。ですから、それを知っておくと、その構成を基にして曲を作ることができます。よく使われている曲の構成を知ることは、作曲するうえでも非常に役に立つのです。

 

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代表的な曲の構成について

 では、代表的な曲の構成についてご紹介していきたいと思います。あくまでも代表的なものですので、自分の作りたい曲の長さなどに合わせて、繰り返し部分を調整するとよいかと思います。

 

イントロ→Aメロ→サビ→Aメロ→サビ→アウトロ

 一番シンプルな形です。現在のPOPSやROCKではあまり使われなくなってきています。一昔前の曲は、この構成の曲が多かったです。構成される要素が少ないので、曲作りは一番簡単になると思います。手始めに練習として手を付けるにはよい構成なのではないでしょうか。バンドなどのオリジナルとして発表するには、少々物足りないかもしれません。

 ただし、シンプルなので、スローテンポにしてピアノのみの編曲とすると、構成以上に印象に残る曲になることもあります。2,3分の短いピアノバラードやギター弾き語り曲としてまとめるのもおすすめです。

 

イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→アウトロ

 一番代表的な構成かと思います。Bメロが追加された分、曲にも変化が付けられて単調さを避けられます。ちなみに、Bメロ部分はハ長調のダイアトニックコードを使うとするとF(V)かDm(Ⅱm)で始めると、わりと曲を考えやすくなると思います。BメロはAメロとサビをつなぐ部分として考えられるので、安定もしていないけれども、それほど不安ではないサブドミナントあたりが使いやすいでしょう。

 POPSやROCKにも多いですが、特に小学校向けの合唱曲などはこの構成の曲が多いように感じます。

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イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→サビ→アウトロ

  上記の構成のにCメロを挟んで更に曲の構成に変化を入れたものです。Cメロ部分で一度引いたり、逆に盛り上げたりして最後のサビを更に強調する構成になっています。2番のサビとCメロを入れ替えてABCサビという場合もあります。ABCサビの場合はBメロのあとに「サビに行くのかな?」という期待を裏切る形になるので、より意外性が出せるかと思います。

 最近の曲では、このパターンが非常に多くなってきています。このパターンの曲ですと、「サビよりもCメロの部分が好き!」という方が意外と多くなるように思います。私もそのパターンにハマるタイプの一人です(笑)

 歌詞の内容もCメロの部分に一番メッセージ性を持たせて感動的に仕上げるパターンをよく聞きます。Cメロでシャウトしたりするアーティストも多いですよね。特にaikoやミスチルはこのパターンの名曲が多いように思います。

 

イントロ→Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→サビ→アウトロ

  今までのパターンと違うのは、最初のABの後にサビが来ないことです。焦らす感じになって、サビがより強調されます。また、サビ後にもう一度ABサビに戻り、3番を入れるパターンにもよく使われます。

 最初からABサビで3番まで作ると、少々くどい感じがしますが、サビを温存しておくことで、繰り返しのし過ぎによるくどさを解消することができます。長編の曲を作りたい時などには、ちょうどよい構成になると思います。構成的に凝っている印象になるので、Cメロは入れなくてもいいかもしれません。個人的には結構好きなパターンの曲構成です。

 

サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→サビ→アウトロ

 いわゆる「サビ出」というやつです。勢いのあるサビでしたら強烈にサビを印象付けることができます。ゆったりとしたサビですと、ちょっとサビで始まったという感じにはならないかもしれません。サビが余程印象に残る感じに出来上がっていないと、逆にインパクトに欠けてしまうかもしれません。ちょっと他のパターンと比べて、使いこなすのが難しい曲構成かと思います。

 サビで始まる部分以外はオーソドックスなABサビのパターンをつなげていますが、好きなように構成を考えても、もちろんいいと思います。上手く使えれば、パンチの効いた曲や印象にしっかりと残る曲に仕上げることができるのではないでしょうか。

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 今回は、代表的な曲の構成についてお話をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。メロディーを作る前に構成を考えてしまうというのは、意外とありだと思います。自分の考えやすいところから作っていくと手詰まりしにくく、曲が作りやすくなると思います。是非、いろいろと試してみて、自分の得意なパターンを見つけてください。

 私は構成から考えるパターンが結構好きです。最初からあてはめる構成を決めておくと、それに合わせてメロディーを考えたり、コード進行を考えることになります。最初が自由すぎるよりは、制限がある方が意外と考えやすいと思うのです。

 今回の記事が、皆さんの音楽ライフに役立ってくれると嬉しいです。それでは、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

作曲少女~平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話~

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