空から降りてくるものたち

音楽や文学、お仕事、ブログ運営などの雑記ブログです。思付いたことを、そのまま書いているような感じですが、よろしくお願いします。

こんなビジネスモデルに未来はない!

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 最近24時間営業を取りやめる業種が増えてきたように思います。最初のその兆候が見えたのはガソリンスタンドだと思います。昔はよく深夜にドライブなんかしましたが、ガソリンスタンドを探す必要はありませんでした。

 しかし、数年前からガソリン業界自体の不振から、ガソリンスタンド全体量としての減少も進み、24時間営業のスタンドはかなり減りました。私も深夜に車を運転しなければならないときは、夕方にあらかじめ満タンにしておくようになりました。地方に行ってしまうと、深夜営業のスタンドが見つからないときがあったりしますので。

 

 また、現在は外食産業にその動きが移っていっているように思います。24時間営業を縮小している代表的な外食産業は「ガスト」などを有するすかいらーく、「ロイヤルホスト」「マクドナルド」「吉野家」「すき屋」など、有名どころがすぐに思い起こされます。

toyokeizai.net

 

24時間営業というビジネスモデルは何故衰退するのか?

 では、なぜこれらの24時間営業というビジネスモデルが成立しなくなってきているのでしょうか。そのあたりを今回は考えてみたいと思います。

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アルバイト人口の減少による人手不足

 まず、こららの外食産業の多くがアルバイトによる雇用で労働力を賄っているという点があります。このアルバイトはいったいどのような人たちが就業しているのでしょうか。ファミレスやファーストフードに行くと、若いアルバイトの店員の方に出会うことがよくあります。というか、ほぼそのような年齢の方だと思います。20代ぐらいの若いアルバイトの方が多いというのは、皆さんの実生活の経験からもご想像いただけるのではないでしょうか。

 学生の方やフリーターの方も含めて考えてみようと思いますので、まずは20歳の人口の推移についてみてみましょう。

 就職氷河期と言われた1998年の20歳人口は約170万人です。それに比べて、2017年減税の20歳人口は約120万人となっています。

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 もし、このあたりの世代のアルバイトの確保ができないと店舗が存続できないという就業形態をとっていたとすれば、50万人の人口減少はかなり痛いはずです。20歳の部分しか見ていませんので、その周辺19歳、21歳などのあたりも考慮すると、人口減少数は100万を越えるのではないでしょうか。19歳~21歳あたりの年齢層をアルバイトとしてあてにしていたとすると、人材の確保はかなり困難と言えるはずです。店舗の人員としてアルバイトをあてにしているビジネスモデルの外食・小売り産業はやがて衰退していくのではないでしょうか。もしくは就業形態の変革を迫られることになると思います。

 

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企業イメージとしての側面

 マクドナルドやロイヤルホスト、セブンイレブンは以前、店長が管理職に当たるとして、残業手当を一切出していませんでした。そのことについて、「名ばかり管理職」として問題になり訴訟まで発展したことがあります。

 また、電通が労働環境の過酷さから過労死問題が発生し「ブラック企業大賞」を受賞したことがありました。その翌年の新卒者の人気企業ランキングでは、かなり低迷しております。

 就職情報を提供する学情2018年3月30日の発表によると、2018年卒業者を対象とした「就職人気企業ランキング」では、過労死問題が話題になった電通は、昨年の18位から大きく順位を落とし、44位だったそうです。

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 ブラック企業というイメージがついてしまうと、人手不足が問題になりつつある中で更に人材の確保が難しくなるのでしょう。優秀な人材を確保することは企業の未来を支えることになりますから、企業イメージを損ねて、労働者から敬遠されるようになると、その企業の死活問題にまで発展しかねません。

 逆の例もあります。ヤマト運輸が労働者の過重労働を緩和するため、「例え売り上げの減少につながるとしても、荷物取扱量を制限していく」と宣言したのも耳に新しいかと思います。この話を聴いたとき「ヤマト運輸ってなんてよい企業なんだ」と個人的に思いました。「今度からコンビニ受け取りにしようかな」「今度から宅急便はヤマトだな」と考えたりもしました。売り上げには直結しないかもしれませんがヤマト運輸の企業イメージはかなり上がったように思います。

 

 働き方改革が叫ばれる昨今、ブラック企業というイメージが付くことは企業として死活問題になりつつあるように感じます。実際、私の友人に「ブラック企業と言われている飲食店には絶対に行かない」と宣言している方がおります。特に企業イメージが売り上げに直結する外食産業では、このあたりに敏感になるのかもしれません。

 いずれにせよ、私たち労働者にとってはありがたい流れなのではないでしょうか。この流れを契機に、過重労働が当たり前の社会から、少しずつ労働以外でも幸せや自己実現を追求できる社会に変革していってほしいと思います。

 

 

 さて、今日は少々真面目に労働問題についてブログを書いてみました。最近社会系のブログもちょっとずつ書くようになってきた自分に少し驚いています。ブログを書くようになって、他の方の書いているいろいろな記事も読むようになってくると、そこから触発されて、自分の考えを書きたくなってくるみたいです。雑記ブログって何でも書けていいですね。

 様々な立場の方がいらっしゃるでしょうから、ご意見を色々といただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

 この記事が誰かが何かを考えるきっかけになっていると嬉しいです。まだまだ稚拙な論理のや文章の展開であったと思いますが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。