空から降りてくるものたち

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THE YELLOW MONKEYの魅力とおすすめ曲~人生の向こうを見つめる5曲~

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 今日は 「THE YELLOW MONKEY」というバンドのおすすめ曲をご紹介したいと思います。20年程前にバンド活動の全盛期を迎えていた「THE YELLOW MONKEY」ですが、華のあるロックバンドとして、今現在もファンが多いバンドだと思います。初期の頃はビジュアル系バンド全盛期ということもあり、グラムロック的な雰囲気からスタートしました。

 その後、活動休止や解散宣言などもありましたが、最近再集結して活動再開の継続に期待が高まります。そんな願いも込めて、おすすめ曲をご紹介していきたいと思いますが、その前に私が個人的に感じている「THE YELLOW MONKEY」の魅力について簡単にご説明したいと思います。

 

THE YELLOW MONKEYの魅力

  1. 吉井和哉さんの比喩を多用した表現力豊かな歌詞
  2. 華のあるメンバーのビジュアル
  3. シンプルなメロディ
  4. ハードで明るめなロック路線と病的なまでにダークな楽曲の並走
 吉井和哉さんの歌詞の魅力は、初期作品よりも後期の作品で味わえるかと思います。暗めでハードな曲をメインに、吉井さんの比喩を多用した詩的な歌詞で表現された独特な世界観をもつ曲を多く発表し、歌詞にこだわる方々に、広く支持を得ているように思います。
 
 コード進行自体は難解な曲構成のものはあまりなく、親しみやすく覚えやすいメロディの作品もあれば、病的に後ろ向きな歌詞とマイナー調の曲を合わせた作品が混在するというギャップも魅力の一つかな、と個人的には考えています。それでは、ちょっと前置きが長くなりましたが、おすすめの曲をご紹介したいと思います。

 

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THE YELLOW MONKEYのおすすめ曲~厳選5曲~

 「JAM」 アルバム『MOTHER OF ALL THE BEST 』収録

 「THE YELLOW MONKEY」をメジャーに押し上げた曲だと思います。実はこの曲、私が初めて聴いたときにはカラオケで友人が歌ったものを聴いたのがきっかけでした。ボーカルの吉井さん本人の歌声でないにもかかわらず、また聴いてみたくなったのは、曲の魅力をものすごく感じたからです。当時、多感な時代を過ごしていた私は「外国で飛行機事故があったニュースを伝えるときに、どうして日本のニュースキャスターは日本人が犠牲になっていないからという理由で、よかったですね的なことを言うのだろう
?」と感じていました。同じような内容の歌詞がばっちり入っています。「あ、同じことを考えている人がいた!」と感銘を受けてCD屋へ直行しました。

 吉井さんはそういう社会の矛盾を歌詞に紡ぎだして、世界観を確立していったと思います。厳しい世の中の前に立ちすくむ少年の胸中をストレートに表現しています。私もこの曲を聴いて、勇気をもらって何度も夜を越えました。リズムも3連符を多用しており、よく耳にする4分の4拍子とは違うノリが楽しめます。

 

JAM

JAM

  • THE YELLOW MONKEY
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

「天国旅行」 アルバム『MOTHER OF ALL THE BEST 』収録

 思いっきり暗い曲です。ギターの激しいカッティングで始まります。この前奏は個人的にかなりお気に入りです。ライブで演奏されるときも大変好評でした。「天国旅行」なんだから、「大変いい気分の旅行かな」と思ったら大間違いです。あの世行きの旅行です。

 こういう普通は扱われないような題材を曲にしてしまうのも、「THE YELLOW MONKEY」の魅力的なところですが、曲構成もちょっと凝っていて面白いです。あまり繰り返し部分を多くしないように構成を考えていると思います。長めの間奏を入れるなど8:25の大作となっています。

 これを聴いて、「人間って結局は一人なんだな」と、当時のやさぐれた私の心に大変ぴったりな曲でした。サウンドは文句なくカッコいいので、「THE YELLOW MONKEY」のダークなカッコよさに浸りたい方にお勧めです。

 

天国旅行

天国旅行

  • THE YELLOW MONKEY
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

「SO YOUNG」 アルバム『MOTHER OF ALL THE BEST 』収録

  この曲は甲子園の試合結果を伝える夜の短い番組のテーマソングとして採用されたことがあります。「THE YELLOW MONKEY」の曲にしては珍しくピアノのリフが印象に残る前奏で始まります。青春とそれにまつわる恋愛をストレートに表現した歌詞が心にまっすぐ届きます。

 そんな歌詞の内容と甲子園で熱戦を繰り広げた高校生たちの、特に敗戦を余儀なくされた選手たちの何とも言えない悔しやが混ざって感動を呼びます。勝利者側の歌でなく、敗者の側で歌詞を書くところが、なんとも吉井さんらしくて魅力的な曲です。自分の若かりし頃の過ちや後悔も、すべて飲み込んでくれるような曲です。

 

SO YOUNG

SO YOUNG

  • THE YELLOW MONKEY
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

「空の青と本当の気持ち」 アルバム『MOTHER OF ALL THE BEST 』収録

 この曲は、珍しく吉井さんの作曲ではありません。ギターの菊池さんが書かれた曲になっています。歌詞は吉井さんが書いております。そのせいか、ちょっと楽曲の雰囲気が他の曲と違うと感じるかもしれません。サウンドは8分の12拍子です。「JAM」もそうですが、THE YELLOW MONKEYは意外と3拍子系の曲が得意な面がありますね。

 コード進行はメジャー調で明るく、上昇感を伴って盛り上げていく感じですが、吉井さんの歌詞は「自分のいいところも悪いところもすべて見て受け入れてくれよ」みたいな感じの内容です。吉井さんって本当に女から見るとわがままだと思います。でも、男の人ってそういう気持ちをもつ時期ってありますよね。そして、それが魅力的に感じてしまうのも不思議だなと思います。

 

空の青と本当の気持ち

空の青と本当の気持ち

  • THE YELLOW MONKEY
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

「真珠色の革命時代~ライブ版~」 アルバム『MOTHER OF ALL THE BEST 』収録

 THE YELLOW MONKEYのかなり初期の曲ですが、『MOTHER OF ALL THE BEST』というベストアルバムにライブ版が収録されております。こちらがおすすです。間違っても初期のオリジナルを先に聴いてはいけません(笑)カッコよさが段違いでこちらのほうが上だと思います。

 初期の吉井さんのかなりかっこつけた、大げさな歌詞と後期になってからのサウンドの熟成を同時に味わえる曲になっています。初期のオリジナルのボーカルと比べて聴くと、吉井さんのボーカリストとしての成長も感じられます。曲のカッコよさとTHE YELLOW MONKEYの成長を感じられる曲です。先ほど、「間違っても初期版を聴いてはいけない」と言いましたが、THE YELLOW MONKEYのファンになったとしたら是非聴き比べてみてほしいです。

 

 

 

 大変ありがたいことに、これらの曲はすべて、『MOTHER OF ALL THE BEST』というベスト盤に収録されております。耳障りのよい曲に「ちょっと飽きてきたな」と感じたら「THE YELLOW MONKEY」はいかがでしょうか。「きれいなだけが全てではないのですよ」と吉井さんが教えてくれる気がします。

 それでは、今日も個人的な趣味の曲紹介に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

MOTHER OF ALL THE BEST

MOTHER OF ALL THE BEST